こんにちは!
おなべです!
時間差投稿になってしまいますが、先日の釣行の様子を書いていきます!!
先日の話…。
早朝の仕事終わり
とある人から電話。
おなべ脳内「お、桃北船長(遊漁船 桃太郎)だ!」
おなべ「もしもし、お疲れ様で~す!」
桃北船長「明後日休みでしょ?」
おなべ「え!?休みっすよ~!」
おなべ「どうしました~?」
桃北船長「じゃ~、明後日入れとく(予約)から!」
おなべ「いいっすよ~!」
おなべ「ジギングですか?」
桃北船長「いや、ジグ禁止ね!」
おなべ「え?泳がせ釣りですか?」
桃北船長「そう、一日通してやってみて!」
桃北船長「ルアーロッドでも泳がせやってみてね!」
おなべ「わかりました!楽しみにしてます!!」
当日。
AM3:00出船。
真っ暗ななか、枕崎港を出発。
流れ星や遠くで光る雷、人工衛星を観察しながら2時間。

すこし明るくなり、黒島を通過。
前線の切れ目があり、雨雲が一直線に並び、積乱雲があるところでは稲妻が迸ってました。
おなべ脳内「あの前線来たら雨とかやべーだろうな…」
とか黄昏れて、
AM6:30前に釣り場到着。
同船者は珍しく少なくておなべ含めて4人。
糸がらみを気にしなくていいので、ジグやるにしろ、泳がせするにしろ最高の人数です!!
今回はジグを封印されているので、朝一はエサとなるムロアジを確保していきます。
船長オススメのムロアジ釣るための仕掛けがこちら↓↓

ムロアジ釣り用のサビキは、イエロー蓄光スキンやケイムラスキンのサビキがオススメです。
絡みやすい欠点はありますが、針が沢山ついていると幅広い棚を探れるので、エサ釣りが有利になります!
「ささめばり 特選サビキ ブラッドベイト」は針の形状が珍しくチヌ針形状。
ハードコアな話になりますが、「アジ針を使用したサビキ」と「チヌ針、グレ針、伊勢尼針を使用したサビキ」では全く使用感が変わってくるんです。
おなべが使うなら後者の「チヌ針、グレ針、伊勢尼針を使用したサビキ」一択です。
自分でハードコアとか言いながら、理由を語りたくない…。
オーディエンス「は?てめーで言ったことは最後まで仕事しろよ!!!」
おなべ脳内「ハイ…。」
おなべの独り言ですが、アジ針形状の針は掛けに特化した即掛け形状。吸い込み系の捕食スタイルの魚にはもってこいの形状となっております。
メリットは即掛け、針掛かりしやすい所にあります。
が!!!
デメリットとして、形状と針のジグの細さ故に針強度が弱い事と、バラしやすさが挙げられます。
船でサビキ釣りをした方なら分かると思いますが、水面まではすんなり上がってくるけど、抜き上げや取り込みのタイミングで半分くっらいポロっと外れてしまう
な~んてことが起きやすいのがアジ針を使用したサビキでは起きちゃうんです。
泳がせ釣りはエサを確保しなければ釣り自体が成立しません。
一方でチヌ針、グレ針、伊勢尼針を使用したサビキは、針形状的に、針強度がアジ針よりも強く、掛かるとバレにくいというメリットがあります。
アジ針と違い、即掛け(オートフッキング)ではないので、合わせはしっかり入れましょう!
掛かれば身切れが起きない限りバラしがかなり軽減されます!!
針形状を勉強すれば先人の知恵ってすげーってなります。
そして、仕掛けが絡むのが嫌ってかたは

ルアータックルを使用してエサを確保したい方は、おなべ作成の「落し込みサビキ」を使用すると絡みも少なく安心して抜き上げも可能です!!
ムロアジなのでこの大きさの針に掛からないことはないですが、湾内などの落し込みでベイトが掛からない時は、

このサポートフックを使うと嘘のようにベイトが掛かる様になりますよ~!!
そして、桃太郎での泳がせ釣りのエサを確保するときのサビキ釣りはコマセを使用しません。
サビキ仕掛けの下にオモリを直接つけてムロアジを掛けに行きます。
ムロアジはほとんどの場合、仕掛けが沈んでいる時、つまりフォール中に当たってきます。
桃太郎の場合、オモリは通常40~50号を使用します。
フォール中に掛かるので、ジグをオモリ代わりに使うと沈む時にジグが魚に猛列アピールしてくれるので、150~200gのジグをサビキに付けて投入すると、面白い様にベイトが掛かりますよ~!!(ロング系のジグがおすすめ)
但し、ジグにアシストフックは付けてはいけません!!
キメジ(キハダマグロの幼魚)やツムブリなど外道が掛かり、仕掛けはぐちゃぐちゃ、走り回りお祭りになってしまいます!
エサが釣れたら活かし用のトレーを用意してくれるので、沢山確保していきます!
10匹程度確保できたら泳がせ仕掛け投入です!!
ムロアジは直接手で触ると弱っちゃうので、

こういったグローブを用意しておくと弱らずにエサを付ける事が出来ますよ~!!
右利きなら魚は左手でつかむと思うので右利きの方は左手用を選ぶといいですよ!!
船長「わたなべくん、魚探にいいの映ってるよ~!!」
おなべ「まじっすか?」
期待と共に仕掛け投入。
電動リールならPEは8~10号。ルアータックル(手巻き)で挑むならPEは5号がオススメです。
仕掛け投入し、底から20m上げて待つ。
カンパチ狙いなら20mくらい上げるのが良いそうです。
細かく棚取りを調節しながら、待っていると、穏やかだった穂先が急に動き出す。
おなべ脳内「ヤバい、来るかも!!」
おなべ脳内「脳汁垂れるって…」
そして、水面に刺さる穂先!
船長「入ったね!巻いて!!」
興奮気味に電動リールのレバーをウィーン♪
おなべ「泳がせ釣りって楽しいっすね!!」
おなべ「まじかよ!?でっか!!」
上がってきたのは…

12㎏オーバー アオチビキ
おなべ「船長やべーっすね!?」
船長「普通だよ!」
おなべ脳内「え?普通って?これが?」
おなべ脳内「おかしいな、、、10㎏オーバーの魚ってデカいんじゃないの?」
って脳内で思っていました…。
ここから怒涛の連発!

14㎏

17㎏
おなべ「船長、すみません」
おなべ「普通って意味わかりました…」
おなべ「目が見慣れて、感覚狂ってきました…」
おなべ「デカいの釣れすぎて、さっき釣った9㎏くらいが小さく見えてネイゴって呼んでしまいました…。」
船長「でしょ?毎回なんだって!」
そして、
時は来る。
前日、姶良店スタッフの中尾さんとの話しで…
おなべ「明日、20㎏カンパチが目標です!」
おなべ「釣れますかね~?」
中尾さん「いや、そう簡単に釣れないですよ!」
と話をしていて、、、
さっきまでとは違う重量感!
電動リールも時折止まる。
おなべ脳内「ワクワク!!」
上がって来た魚をみて驚愕!
おなべ「でっか!!!」
船長「20㎏ありそうだね!!」
船長「膝置き撮る?」
おなべ左脳「撮るだろ?」
おなべ右脳「うおぉぉぉぉ~(暴走中)」
おなべの脳内を駆け巡る思考。
この間、僅か0.2秒。
おなべ「撮ります!!撮って下さい!!」

21.42㎏
泳がせ釣りですが、自己記録更新!!
やっぱり大きい魚を見ると手が震えますね…。
おなべ脳内「見たか、中尾さん!」
と脳内で言いました。
港に戻り全体釣果をパシャリ

ジギング組はキメジや巨大ツムブリ、ハタ類など多魚種釣っていました。
そして、写真奥に下半身のないカンパチが…
ジギングの方が掛けて惜しくも途中でシャークアタックに合い、下半身を盗られていました。
上半身計測で24㎏オーバー!
下半身あれば余裕の30㎏オーバーじゃないかという巨カンパチでした!!
これだけデカいカンパチが並ぶと、感覚くるっちゃいますよね…
今回つかった泳がせ仕掛けは、船長のアドバイスで細糸仕様!
ハリスは40号。
40号の仕掛けは既製品では売っていないません…。
船長の経験で既製品の70~80号の仕掛けは喰わない訳じゃないけど、40~50号の方が数が釣れやすいとのこと!!
おなべ脳内「売ってない…」
ピカ!!
おなべ脳内「売ってないなら作ればいい!!」
ってことで今回船長にシステムを教えてもらい、その仕掛け参考に作っちゃいました!!

リーダーをつなぐだけのカンパチコンプリートセットと

替え針のカンパチ仕掛けと根魚仕掛けを作っちゃいました!
21.42㎏のカンパチも安心して上げる事が出来た仕掛けですので実績はご安心下さい。
しかし、釣れる保証は御座いません!
また、おなべ手作りなので、作成には少し時間が掛かります。ご了承下さいませ…。
そして、あんなに巨大なカンパチはクーラーには入らないので

40㎝×150cmサイズの袋があると便利ですよ~!!
では!
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