皆様こんにちは!
今月は北西風が強い日が続き、遊漁船さまも渡船さんも出船率が異常に低くほとほと困っているという話を聞きました。確かに12月は休みの釣行計画を立てようとするとだいたい風に妨げられる日が多かったです。
しかしながら先日25日のクリスマスは珍しく凪の予報となり、行くしかない!となりまして単独での釣行になりました♨えぇ、皆様は何かしらの予定があるようでして…。
当日は7時出船予定で出船場所の片浦漁港タンク前には結構たくさんの磯釣りのお客さんがいらっしゃいました。
さぁ寒風を切り裂いて走る「嘉栄丸」!
1人の私は一番渡礁なのでホースヘッドに荷物を集め、寒さで千切れそうな指をポケットのカイロで温めます。そして港を出てすぐの左側、初めての瀬でした。
通称「タッパ」です!
たしかにココは一人用という瀬の広さ、しかし雛壇のような形状となっており、荷物の座りがやたら良い♨沖に見えるのは「赤瀬」「トリ」がある島です。干潮は8時半でまだ下げが動いておりまして、ゆるりと沖に動いている感じです。
そそくさと準備して、マキエも予め混ぜてきたのですぐに準備完了!
今回のエサは…
オキアミ生8切一角、地アミ8切一角、つりまんプレミアムレッドグレ一袋、ヌカ2㎏、パン粉3㎏で付け餌はブロックから取りました。前回の釣行でエサ取りが少ないことを確認出来たので、地アミを混ぜようという決断ができました。これでだいぶ寄りが違ってくると思います。
タックルは…
シマノ極翔1号530、シマノBB-XテクニウムC2500DXG-S、道糸はバリバスのゼロフカセ1.75号、ハリスは東レの筏チヌ春夏秋冬1.7号を2.5ヒロ強、ハリは土肥富の黒馬4号、5号。
ウキは最近はコレばかり♨ソルブレの棒ウキ、シルバーアロー200です!これとキザクラの全層ホルダー60と組み合わせて全遊動にします。もちろんガン玉無しで、可能な限りゆっくり入れ込みタナを探ります。
先ずは30無いくらいの口太がパタパタとご挨拶。押さえるようなアタリで活性の高さは感じませんでした。
型が欲しいので、投入場所を変えて入れ込んでみると…
あれまぁ~シブダイ♨これは嬉しい、小ぶりですが。これに気を良くして狙いだすような事は致しません。飽くまでも本命はグレですからね~次は少し潮が差してきて瀬際の足元を釣っていると…
おおぅ!?なんと石鯛!だいぶ浮いてましたねぇ、これは1㎏あるなし位でした。
口太の姿もチラチラと見え出していたのですが、その度に背の周りに寄っていた2㎝ほどの小さなベイトの群れに向かってヒラマサと思われる魚がアタックしてきて口太は姿を消すというのを繰り返しておりました。ヒラマサの群れは70㎝あるなし位のサイズですからまぁ勝負できる気はしませんでした。
仕方なしに深くを釣るとエサ取りがイトフエダイになり、それと混じってまたシブダイが中小と釣れました。
そうやって遊んでいたらやがて干潮になり、上げの潮が動き出しました。今度は釣り座を移動して上げの動く方へ…
何この滑り台は…足場も5mタモギリギリで、バッカンもこんなに斜め。落ちないように中のマキエの重心バランスを取りつつの釣りです。足場も当然悪くて、色々ギリギリですが、釣らざるを得ません。
潮もはっきりせず、島沿いに流れる嫌な感じです。ここの瀬際では勝負したくないなぁと思いつつ仕掛けを入れると、やっぱりかかった魚は足元に突っ込みますよねぇ
こっち側を釣りだしてからというもの、スプリンターヘダイやら、デカ磯チヌやら、デカトカジャーやら、やたら引く魚ばかり…タモ入れも大変だし、上げてからも磯を這うようにしてキーパーへ。明日は筋肉痛確定です。
そしてクロはおらんのかなぁ~なんてボヘーっと釣っているといきなり足元付近でマサボイル!次の瞬間棒ウキがブラジルまで突き刺さり、ハリスのど真ん中ではち切れました…あんなん掛けたらアカンやつです。
納竿まであと1時間ほど、もうこのまま終わりかなぁと思っていたら…
まぁまぁの尾長が2匹連チャン!自撮りしたのは42㎝ほどでした。これで気持ち良く納竿!
結果、グレ6匹、シブ5匹、石鯛、ヘダイ、チヌ各1匹、なんとまぁ賑やかなクーラーボックスになりました♨
帰港してから一匹一匹、丁寧に血抜き、脳締め、神経締めまでして師匠のお店へ!
この時期にシブダイの刺身が食べられるなんて思ってもみませんでした。ケーキよりコッチでしょ♨
次はそろそろ釣り納めでしょうか…結局納まらないのでしょうが…。
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