かめや釣具谷山店ひきのです!!
8月前半は絶妙な時化模様が続いており、おおよその人が釣りが出来てねーって状況だったと思います。
ひきのもそんな感じで真夏の熱い釣りが出来ない!ってなってましたが、久しぶりにショア熱がモワモワと出てきていたので、沖には出れなさそうだけど磯ならなんとかって感じの久志の磯までやってきました!!
お世話になった瀬渡し船は妙丸 久木元船長。
早朝6時出船。
既に蒸し暑くて地獄です。
移動中の風と若干曇り空なのが救いかとも思いますが、予報だとこの後はすぐ晴れ。間違いなく死にます。
南風が前日から約5mほど吹いている事もあり、沖側は若干白波っぽいウネリが入っています。
潮回りは小潮でしたが大瀬周りに降ろしている時の流れを見るとまぁまぁな感じ……。これは期待出来るか??
今回渡礁した瀬は「沖双子瀬」
足元から割と水深があり、流れも期待出来るので個人的には南側の瀬では圧倒的に釣果が出る瀬だと思います。
地図右隣のヘタ双子瀬では以前3kgほどのヒラスサイズですがヒラマサを釣り上げています。
地図の上の出っ張り部分が網代鼻で、比較的降りやすい地磯としては一級瀬だと思います。
ただ、全場所において足場が非常に低いので台風前後などの大ウネリが入るタイミングでは出来るだけ選択しない方がいい地磯です。
~閑話休題~
という事で上礁した時点で既に暑くてここが地獄かと思わせてくれますが、早速実釣へ。
タックルは比較的ライトな物を用意しました。
ロッド:ゼナック MUTHOS Sonio 100M
リール:シマノ ステラSW5000HG
PE:2号 リーダー:フロロカーボン10号
とりあえず早朝はトップでしょってことで一投目……。
アベレージサイズのぺんぺんがすんなり釣れてくれました。
表層はタイミングが合えば永遠にシイラが釣れます。
ヒットルアーはヤマリア「ラピードF130」
あんまりシルエットがデカイと魚の口のサイズと合ってないのかフッキングに持って行きづらいような気がします。
推奨は11~13cm前後でしょうか。
とりあえず朝一はシイラとずぅっと遊ばせてもらいました!
70cm前後がぽつぽつ。
トップだと動きが遅いからか見切られやすくなったので、そこでジグを入れて表層早巻きに切り替えると再びヒットタイム。
この前の沈みに回られるとめんどうくさい。
サイズがサイズなのでほとんど抜き上げです。
もうちょっと平磯ならランディングも楽に出来るのですが、切り立ち系の磯なので暴れられるとまた落下なんてこともあり一苦労…。
抜き上げで傷がついちゃうので、出来るだけ地面につかないようにサイズが小さい物はリーダーキャッチでリリース出来る態勢で動きます。
(クーラーサイズが超特大じゃないと持って帰れなくなります)
時折混ざるメータークラス。
パンプキンが上に見えますがメタルジグでの釣果です。
と、シイラに癒されたのでそろそろシイラ以外を、って事でボトムを取ってシャクり上げる方向へ切り替えます。
とはいえボトム付近でも時折シイラが掛かるので、表層の反応が薄くなったらボトムにジグを落としてみるのも一つの手だと思います。
足元の掛け上がり付近ではネイゴ。
約35cm程度なので、今後の成長に期待…。
10月くらいには3kg前後になってくれてると嬉しい。
ヒットジグはパームス「ザ・スメルト60g」
ジャークへの反応が良くキビキビとダートしてくれるのでタダ巻き以外の釣りに挑戦してみたい時はこいつがオススメです。
夏の魚と言えばってことでハガツオも釣れてくれました!!
こいつもボトムからのシャクり上げで約30mくらいシャクった辺りだったのでたぶんボトムから10m前後ってところでヒットしました。
割と表層のイメージがあるカツオ類ですが、水深問わずで釣れるので、プラグ以外の選択肢は必須です!
こいつもジグはザ・スメルト。優秀です。
ただ巻きだとアナライザーバレットが非常に優秀です!!
トゥイッチなどにも反応が良く巻くだけでも千鳥アクションを起こしてくれます。
フックはシイラなどパワーファイターには純正フックだとちょっと心許ないので大きめのものに換装しています。
磯なので根掛かり防止にリアフックも外して使用しています。
中だるみの時間もありましたが終了間際に今日一サイズのシイラがヒット!!
大型個体は掛かっていますがバラシが続いていた為嬉しいサイズです!
というわけでこの魚を最後に体力の限界を迎えたので納竿となりました。
不審者スタイルでやっても非常に日差しが強く、熱中症になるんじゃないかってレベルなので、出来るだけ暑さ対策は強化して釣行しましょう!!
10kgくらいのキハダマグロのジャンプも一度だけありましたので、ワンチャンスあるかもですよ~!