どうも!スタッフやえがしです!
今回はトレンドの【PEフカセ釣法】のメリット・デメリットについてまとめました!
PEフカセ釣法とは、道糸にフカセ専用PEラインを使う事です。
メリット
・道糸の管理がしやすい。
これがPEフカセ釣法一番のメリットでしょう。
PEはナイロンに比べて約3倍の強度があります。なので使用する号数も・・・
口太グレメイン→0.6号
大型口太~良型尾長→0.8号
尾長グレメイン→1号~1.5号
こんな感じで圧倒的に細いのが分かると思います。
なので水切れが良く、流れてるウキのコースアウトを防いでくれます。
・飛距離が出る。
PEラインは細いので軽い力で飛距離が出ます。
なのでコントロール性が向上し、さらにサシエの外れにくさにも繋がりますね!
・高感度
PEラインは低伸度なので、感度が凄く良いです。
沈め探り釣りで穂先でアタリを拾うやり方においては特に大きなアドバンテージとなりますね!
・ベタ付きにくい
雨天時のフカセ釣りではブランクスに道糸がベタつくのはあるあるな話で、死活問題です。
ここでもラインの細さが活躍し、ナイロンに比べてベタ付きを軽減してくれます。
・劣化が少ない
ナイロンは吸水性があります。
なので寿命は約3~5釣行ほどとかなり短いです。
しかしPEは吸水性が無く、紫外線劣化にも強いのでその2倍~3倍ほど長持ちします。
経済的にも助かりますね!
・糸クセが付きにくい。
全くクセがつかない訳ではありませんが、ナイロンに比べて遥かにつきにくいです。
なのでそのストレスから解放されます。
それがまた仕掛けの流しやすさと感度に貢献しています。
デメリット
・ライントラブルの恐怖
PEラインは一度絡んだらもう解けません。
そうなったら仕掛けを作り直す大幅なタイムロスが生まれてしまいます。
ストレスもハンパじゃありません(^O^)/
・糸同士が食い込む。
スプール内での糸同士の食い込みが気になります。
特に苦手なのは本流釣りで、糸がスムーズに出ていかない事がよくあります。
なので竿を振ったり、片手で糸を出してあげつつ流していきます。
私なりの解決法は、竿を伸ばしたらオモリ3号を結んでフルキャストして回収し、軽いテンションで巻いてある状態にリセットします。
そうするとかなり改善されます。
・高切れの恐怖
メリットで上げた「低伸度」が、時にデメリットとなります。
それは「高切れのリスク」です。
アワセなどの急なテンションがかかった時に「パーン」と弾け飛んでしまう事があります。
しかし解決法があります。
それは「ナイロンショックリーダー」を結んであげる事です。
私の場合はPEにナイロンリーダーを5m、FGノットで結束してそこからハリスをストロングノットで結束しています。
この仕掛けで半年間やってきましたが、高切れしたことは1度もありません。
あとはアワセ時に意識して力を抑える事です。
決してプロアングラー鈴木斉さんのように「食った食ったよ!」と激しくアワセてはいけません。
シマノインストラクター友松信彦さんのように「お~アタリかアタリか…ホイッ! アタッた~~~!」とグレの口に引っ掛けるイメージで軽くアワセましょう。
ドラグの初期設定を緩めに調整しておくことも効果的です。
ファイトに持ち込んでから徐々に締め込んでいくのです。
どのPEラインがオススメ?
それはズバリ、シマノ【リミテッドプロPEG5】です。
1.2~1.3と高比重設定なのですが、決してズブズブと沈み込みすぎる事はありません。
それはなぜか。PEライン自体が浮く素材だからです。
ウキでいうところの0~0シブあたりといったところでしょうか。
それ自体は沈み込みませんが、沈むウキに追従して沈んでいく感じです。
なのでウキを浮かせていればラインも浮いています。
逆に穂先を海中に沈めて一度「ピンッ」とテンションをかけて張り込めば沈み、
そこから竿を持ち上げれば細さを活かした水切れの良さで仕掛けのズレを最小限に抑えてラインメンディングができます。
ラインを浮かせるも沈ませるも自由自在に操る事ができ、非常に快適です。
また、ハリとコシを持たせた作りになっているので、比較的ライントラブルが少ないです。
糸同士の巻き込みも最小限に抑えてくれます。
まとめ
このようにメリット・デメリットがそれぞれあります。
結局のところ、フカセ釣りに絶対正義というものは存在しません。
この状況ならコレ。この仕掛けならコレ。と自分なりに使い分けるのが一番いいと思います。
しかし一度試す価値は十分にあります。
自分には合わないと思ったらまたナイロンに戻せばよいのです。
当店ではリール及びライン購入者限定で糸巻きの無料サービスを行ってますので、当店スタッフが丁寧に巻きなおします。
なので是非一度試してみてください。
ご来店お待ちしております(^O^)/
それではまた!