新年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
新春、一発目の釣行ブログの更新となります、
総本店・エギング担当・岡本です。
(今年も釣りばかり行って、家のこと全くせん!と嫁にどやされるんだろうな・・)
さて、去る1月2日、当店スタッフの安藤Pが
「宇品の波止場公園がヤバイっす!
ヒイカがぶち釣れる!!」と興奮した声で入店。
話を聞くと、なんでも日中にライトエギングでヒイカを狙ったとかで、
2時間当たりっぱなし、終始、入れ食い!
クーラーを開けると、胴長8㎝~13㎝のヒイカが46杯。(上記の写真です↑)
それを聞いたスタッフは「夜も釣れるのでは・・」と調査隊を編成。
翌日、3日の仕事上がりの深夜から4日の未明にかけて
現場の宇品・波止場公園に直行しました。(大潮・干潮2時22分)
スタッフは空手家兼ライトゲーマー・林隊員と
学生フカセ師・古本隊員と私の3名。
ここで、釣場の概要を説明。
市民に開放された港湾の親水公園で、護岸の長さは約200m。
安全な手すりと常夜灯が7基、公園のすぐ東側に駐車場、トイレも完備といいことずくめ。
釣り方は林隊員と私がライトエギング、
古本隊員は探り釣りで調査。
エギングのタックルはアジングロッド6フィート、道糸PE0・3号、
カーボンリーダー0・8号、
エギは2号前後
(ヤマリア・ナオリ―1・8号や2・2号、
デュエル、アオリ―Q・RS1・8号や2号、カンジ・プロスペック2号など)
探り釣りは、アジングロッド7フィート、道糸1号、ケミホタル37、
ヤマリア・管付きチビイカ針SBのSサイズ。
エサはモエビ。
モエビの脳を避けて、針軸にまっすぐ刺すのがコツ。
仕掛けを振り込んだ後、スロー沈下のカーブフォールで誘い、
ケミホタルの動きでアタリを識別します。
(ケミホタルが止まったり、横にスライドするとアタリ)
釣り開始は0時。
スタートからしばらくはヒイカからの反応はなかったものの、
潮がゆっくり左に流れ始めると、ライトエギング組にアタリが出始めます。
ファーストヒットは林隊員に胴長12㎝、続いて私も同型をゲット。
凍てつく凛とした空気のなか、
小さな命がおりなす赤褐色の色素胞が妖艶に点滅します。
釣り方は常夜灯の明暗部までエギをキャスト。
狙いのレンジまでカウントダウン、
アジングのようにチョンチョンと竿先を動かしてイカにアピール。
その後、カーブフォールでアタリを待ちます。(激しくしゃくらないのがコツ)
アタリは穂先にモゾッと感じるぐらいの違和感や
ティップをクイッと引っ張る明確なものなど千差万別。
白い息を吐き、かじかむ手を温めながらも、
時間が経つのを忘れて、竿先に神経を集中します。
エギング組はダブルヒットもあり、賑わっておりますが、
エサ釣りの古本隊員はこれまで苦戦。
仕掛けが軽いせいか、イカの回遊ルートまで届いてないようです。
(干潮前で足元の水深が浅く、仕掛けが届く範囲にイカがいない)
そこで、探り釣りからライトエギングにタックルチェンジ。
するとすぐに「イカ神様」は優しく微笑みます。
「きましたー」と掲げたヒイカは当日最大の胴長13㎝でニンマリ。
その後もポツリポツリと退屈しない程度に釣れ続き、気が付けば2時。
当日の釣果は胴長8㎝~13㎝のヒイカが22杯。
この日はやや食い渋りましたが、
しばらくの間、ヒイカはコンスタントに釣れ続きそうです。
さて、ヒイカは宇品の波止場公園のほか、
大竹市・小方港や西区・草津漁港、
呉市天応の大屋漁港、
倉橋島の鳥が首や宇和木の波止、
尾立などでもよく釣れている。
今期はヒイカの当たり年!
広島湾の広範囲に群れが回遊しているようです。
ちなみに・・4日の出勤前、昼間の風景を撮影するため、釣場に立ち寄ったところ、
早朝勤務後、竿を出す「安藤P」を発見。
釣り開始直後でしたが、私の前でサクッと1杯釣って、最高のスマイル頂きました。
さすがです。