【フカセ釣り向上委員会】チヌ2大釣法について考える(‘ω’)

どーもです!東広島店の藤井です。

厳寒期に入って海水温も10℃前後になってきました。

このシブーーイ時期のフカセ釣りが個人的には魅力を感じます(^^♪

今日は各メーカーのトーナメントなどで活躍する名手たちの2大釣法について

フカセ釣りを始めた方の参考になればと思いご紹介させていただきます。

まずは2大釣法の一つ、「大型の円錐ウキ」を使った釣りについて

大型の円錐ウキのメリットは、

「大きく比重があるので潮筋を外れにくい」

「風の影響を受けにくい」

「上部の面積が広く視認性が良い」

「重いので遠投が効く」

「沈めると潮を受けて水中ウキや天狗ウキのように潮流に乗って流れる」

「ウキ止め無しで使うと魚への食い込み時の抵抗が少なくアタリが道糸にダイレクトに伝わる」

「ウキの自重を利用してネリエを遠投出来る」

などでしょうか。(‘ω’)

特に潮筋の外れにくさが最大のメリットと言えます。

そして、もう一つ釣法「環付き足長ウキ」を使った釣り方です。

最近はトーナメントの決勝戦などでも、

この2大釣法が対決するシーンが多く見受けられます。

発祥は写真左の「学ウキ」か、古くからは

「峰ウキ」「宗ウキ」「竹下ウキ」などが代表的かと思います。

メリットは

「ウキ交換が容易」「スイベルを使うので糸落ちが良い」

「いったん水中に入った道糸がスイベルを通るので道糸の修正が容易」

「海面にトップが出るので視認性がよい」

「半遊動使用の特は仕掛けの馴染みがわかりやすい」

「通常の棒ウキより比重があるので、遠投しやすい」

「ウキ上部が円錐ウキ状に膨らんでいるので潮乗りがよい」

などでしょうか。(‘ω’)

2大釣法の特徴は上記となると思いますが、

特徴はあくまで仕掛けの特徴で「釣り方」は人それぞれ(^^♪

個人的に思う、チヌの釣り方とは

「どの筋を、仕掛けがどんな状態で釣るのか」だと思います。

仕掛けを投入した後に釣り人が出来る事は、マキエを打つことと道糸の修正だけです。

自分がチヌ釣りを覚えたころは「チヌのフカセはグレのフカセの延長線上」と言われ、

常に道糸を張って、サシエを先行させ、頻繁に誘いを掛けて食わせる。

いわゆる阿波釣法をベースとした釣りでした。

ところが、上記の2大釣法では、道糸を張ると潮筋を外してしまうので、

極力、道糸が仕掛けの流しを邪魔しないように、多めに道糸を出し自然に流すこと。

比重のあるウキを使う事で、潮筋を自然に流れる事を最大限のメリットとした仕掛けです。

自分も最近では「環付き足長ウキ」を使う事が多く、仕掛けを投入しても

道糸修正は最初の1回だけ、あとは道糸が邪魔をしないようにどんどん出して、

サシエ先行を意識しながらも自然に流す事を前提に釣ります。

もちろん、その他にもたくさんのコツや秘儀が存在すると思います( ;∀;)

最近では、多少手間のかかるフカセ釣りをする

お客様が少しづつ減りつつあると感じます。

太古から釣りの原点はウキを見てウキが入るのを楽しむ事のような気がします。(^^♪

参考になれば幸いです。

みなさま、気軽にフカセ釣りにチャレンジしてみてください(^^)/

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