店長の独り言。リールの価格、ギアについて考える

どーもです!東広島店の藤井です。

今日はわたくしの独り言です。

気楽に聞いてください(^^)/

まずは、御存じのからも多い、スピニングリールのギアの製造方法についてですが、

シマノは精密冷間鍛造といわれる200トンの圧力を金属に掛けて作る、

言ってみれば型押しですが、これがまたとんでもない技術で、

単純に考えて、柔らかい金属なら簡単に型押しが出来ますが、

ギアは固く、丈夫で耐摩耗性に優れていないと使い物にならない( ;∀;

硬すぎても割れ、欠けの原因となってしまいます。

よって、とても硬く柔軟性がる超々ジュラルミンやアルミ青銅を型押しします。

しかも、それをミクロ単位で完成させています。

ダイワの場合は、同じく、冷間鍛造で形を作り更に精密に削って制度を上げる方法です。

ダイワの加工精度もとんでもなくダイワ特有のモノコックボディと合わさると最強です。

これは、心臓部のピニオンギアの技術ですが、

その他にも、軽量化、強さ、巻き感などを追求するために、

あらゆる技術が投入されています。

すみません、写真は気休めです。(鵜来島 水島2番奥奥に上礁した際)(^^;)

数グラムの軽量化と頑丈さの為に、あらゆる技術を詰め込み、メーカーの威信を掛ける!(^^)/

そりゃあ10万円近くなるのもなっとく?! 

でも、家電量販店に行けば10万円あれば50型のテレビが買えるにも事実( ;∀;)

そこには、あらゆる技術に特許が存在する事と、

精度を上げ過ぎたゆえに、ユーザーの方々の要望も上がり、

アフターでの組み直し品質チェックが猛烈に増え、

そのコストは全て製品価格へと転化されているからかもしれません。

海外の方はリールのゴロツキや巻き感などは殆ど気にしないと言われます。

逆に10万円もするリールは買わないようですが( ;∀;)

1月には2025年のカタログも出揃い、またまた新製品が発売されると思います。

とんでもない技術で上を目指す、生産者の方々へのリスペクトを持って、

買った道具は丁寧に、そして道具なのである程度大胆に使いたいと思います。(^^)/

独り言でした。

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