座布団クラス出るか?!筏カレイ調査隊in倉橋島・奥の内湾


ここ最近、老いには勝てず、視力が低下。

本気で度入りレンズを入れようか・・と考えている、

店頭では、伊達メガネがトレードマークの総本店・岡本です。

 

さて、今回は例年、新春に座布団クラスが出ることでも有名な

倉橋島・奥の内湾の筏カレイを調査してきました。

一帯の筏に釣人を渡す、倉橋マリンパークの藤本船長に聞いたところ、

「カレイは年明けから釣れ始め、

今シーズンは手のひら級が多いけれど、

大小合わせて1人当たり5~10枚かな。

40㎝クラスの良型もチラホラ混じるよ」とのこと。

 

この話を聞いてテンションを上げながら迎えた

釣行日は1月21日(月)(大潮・満潮10時4分)

メンバーは呉店の筏カレイ・マニアの尾花さんと私

 

6時、集合場所の倉橋マリンパークの駐車場で尾花さんと合流。

身支度を整えながら、

「先週は30㎝までのカレイを16枚釣りました」

と尾花さん。

いやがおうでも期待が高まります。 

 

東の空がオレンジ色に染まり、山の稜線がくっきり見え始めた、6時50分、出船。

港を出た渡船は湾内の波静かな海面に航跡を残しながら、

一路、鈴鹿島沖の筏を目指します。

尾花さんがワンドの沖側、私が岸寄りの筏に分かれて上陸。


筏の上には足場用のコンパネを敷いて、7時、釣りの準備スタート。

使用するロッドは10本。カゴ式とノーマルの天秤仕掛けが5本ずつの内訳です。

早朝はカレイの食いが立つことが多く、

短い時合を有効に活用するため、

あらかじめ竿に仕掛けをセットした状態で

釣場に持ち込みます。


(写真では分かりにくいですが、竿とリールをセットしたうえ、

ガイドに道糸を通し、仕掛けも結んだ状態でロッドケースに収納)

 

カゴ式のタックルは、メバル用船竿3m、PE1・5号、リーダー6号1m、L型天秤21㎝、

アンドンカゴ(極細目・大)オモリ20号、幹糸8号、エダス4号、カレイ11号の2本針。

カゴにはこの釣りの必須アイテム、「カレイ専用マキエ」

をダンゴ状に握って詰めます。

(今回は濁りを出すため、Bチヌ遠投も少量、混ぜて使用しました。

こちらも時間短縮のため、ダンゴ状に握った状態で持ち込みます)

サシエは本虫と青虫。(ミックス掛け)



また、今回はカレイの本場、

東北仕様の「ドンドン釣り」のタックルも導入。

NTスイベルのカレイ天秤45㎝

に上記のカゴとオモリをセット、

天秤の端からハリス4号、カレイ11号の1本針を出します。


ノーマルの天秤仕掛けは遊動海草天秤20号を使用。

(仕掛け部分はカゴ式と一緒)

 

5本目の竿を準備していたとき、

ふと、最初に投入した竿のティップに目をやると、ククッとお辞儀。

カレイは食い逃げしないので、キャスト後、おもむろに合わせると竿に伝わる量感。

ファーストフィッシュは28㎝のカレイ。


さらにドンドン釣りの竿にも明確なアタリ。

こちらは20㎝と23㎝の本命ダブル。


早朝の時合い到来で取り込みに忙しく、嬉しい悲鳴。

思ったように、タックル準備がはかどりません。

カレイ釣りのセオリーどおり、ヒットした箇所に竿を2、3本集中させてスタンバイ。

やはり読みどおり、同じポイントでプチ時合いが訪れ、手のひらクラスですが、

退屈しない程度、ポツリポツリ、本命を追加します。

アタリがなくなれば、次のプチ時合い捜しで筏の周囲にまんべんなく竿を出してリサーチ。

釣れればそこへ竿を集中・・と、この繰り返しで筏の上をコマネズミのように動きまわり、

時が経つのを忘れて、汗が出るほど忙しいのも筏カレイの醍醐味。

 

満潮までにカレイを10匹キャッチして、潮止まりを迎えます。

引きの潮が動き始めると今度はショウサイフグのオンパレード。


仕掛けとエサの消耗が激しく、針結びとエサ付けに忙しくなる展開。

昼前になると、気温も上昇して、ポカポカ陽気の小春日和。

お弁当を食べながら、奥の内湾の多島美と牡蠣船が筏を運ぶ広島ならではの風景を眺めて、

都会の喧騒を忘れ、しばし癒しの時間を過ごします。


昼食後、筏の角付近に投入した竿の穂先がやけに曲がっています。

竿を振り上げると、今日一番の竿曲り。

慎重にリールを巻いて、海面に姿を現したカレイは30㎝級の良型。

最後は玉網に納めて一安心。メジャーを充てると31㎝。


その後、粘ったけれど本命を追加することはできず、14時、納竿。

当日の釣果は18㎝~31㎝のカレイが11枚、20㎝のハゼが3匹。


期待していた座布団クラスは出なかったけれど、30㎝級混じりで2ケタ釣れれば十分。

さて、少し離れた筏に渡った、尾花さんの釣果も気になるところ。

18㎝~32㎝までのカレイを6枚ゲットしていました。


奥の内湾のカレイはしばらくの間、コンスタントに釣れ続く見込み。

水温の低下がやや遅れている今期の傾向を踏まえると、

座布団クラスは2月上旬ごろまで。

その後は一服状態を経て、

3月から肉厚の花見ガレイの数釣りが期待できるベストシーズンを迎えるだろう。

 

 

★倉橋マリンパーク・藤本船長・・082-356-0157

携帯090-3881-7096

★入釣経路・・倉橋マリンパークへの道順は

非常に分かりにくいので記しておきます。

呉方面からだと、第一音戸大橋を渡って、信号交差点を右折。

道なりに国道487号線を約5㎞南進します。

奥の内の「長谷・倉橋」の道標の約50m先の三叉路(県道286号線)を左折。

海岸沿いを約1㎞走ると渡船店に着く。

 


(この道標の約50m先の三叉路を左折です)


(ここを左折。スルーするとたどり着けません。小さな青標識・長谷の文字が目印)

さて、かめや釣具は、「筏カレイ」に本気!

春には毎年、恒例の「筏カレイ大会」も企画中です。

市内近郊にはこの釣りに

情熱を燃やすスタッフが揃っています。

 

総本店・・岡本・山下

八木店・・清水副店長

商工センター店・・今津

呉店・・尾花

 

 

?と思ったことはお近くのスタッフまでお問い合わせください。

じつは筏カレイには「釣れる秘密」があります。

 

 


 

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