こんにちは~
今週は脚の筋肉痛に苦しむ名嘉です。
先週は上半身、特に背中と腰をヒラマサにやられてました。
ガッツリ行ってるようでいうほどガッツリ行ってなかった渓流釣行ですが、この日はちゃんとしっかりガッツリ山へ川へ入って来ました。
この日向かったのが甲川の最上流部。実はここ、渓流釣りを始めた最初期に一度入ったことがあり、その時は入渓地点が上流過ぎてホントに上流のとこだけしか見れず、出入りの労力の割には合わないって評価してたとこです。
なんでそんなとこにまた行ったかというと、もう少し下から上がれば良かったりするんじゃない?と安直な考えからです。
そういう訳で、とにかく行ってみよう!と山へ
昔と同じルート(覚えてない)を使うと最上流部についてしまうので、山に入る地点で目当ての少し下流に行けそうなとこを散策。
すると、目当ての川の流れる本命の谷底から枝分かれした支流になってる谷を発見。
その谷に入るのは簡単そうだったので木を頼りに滑り降り、支流の谷底を辿って本命の谷底までぐんぐんと進みます。
降ること約1時間、距離は500m程、高低差約180mを突破して目当ての川へ入渓。
東北地域の渓流風景で見るような岩肌に囲まれて木々の少ない開けた空間になんかめちゃくちゃワクワクしますね。
水量も多く、水深のあるスポットも多数、こんなの魚が居ない方が無理あるってフィールドにうっきうきでフライを入れていきますが、環境に反して魚の反応は見られず、、
どうして・・・と思いつつも、川に入った時から感じてる疑問について確認を取るため一旦とりあえず、水温をチェック
その水温は8℃弱。。。。
そりゃ、ドライフライに出て来んわな。。。
ここまで割としんどい思いして入ったのにとんぼ返りは嫌だし、釣れずとも渓相を見て情報収集だけでもするか。と釣行続行。
状況が中々に絶望的でも釣りを続行するからには悪あがきで釣りたい。なので色々考えながらフライを撃ち込んでいきました。
水温が低いってことは魚は体力を使いたくない、あんまり動きたくないはず。体力も使わず、あんまり動かずエサを食べるには流れてきたものをゆっくり食べたいはず。
でも流れの中に留まるには頑張って泳いでなきゃいけないから体力温存を考えると避けられてるはず。しかも流れていくエサの速度も速いから素早く動いて食べる必要が出て尚更嫌なはず。
と、なるとだ。流れが緩いとこで緩く流れてきたエサをゆっくりと食べれる場所にいる魚なら、キツイ状況なりに少しはチャンスがあるのでは??
そこで狙うスポットを反転流が緩く流れ込む、川の本筋に対してポケットのようになっているカケアガリ地形に絞り込むと
魚が付いていれば必中で出来てますね♪
しかも、魚の動きがのっそりしてるからフライを食うまでの挙動が可愛いのなんのって
にっこにこで魚を釣りつつ、遡上不可能になる地点である妖精の滝まで約2㎞程を釣り上がり、釣果は27㎝程までを25匹程、殆どが20cmオーバーの良い釣りになりました♪
最上流部の渇水エリアで釣ったこの日最小のイワナ。10㎝ちょいのはず。可愛い。
入渓地点での水温が8℃弱とは先に書きましたが、実は上流部に上がるにつれて、水に浸かってるのがキツイって感じるようになったので再度水温をチェックするとなんと6℃程になっていました(^^;
それでも釣れるスポットの魚は釣れてくれての25匹程なので、この水温でドライフライと考えると結構凄い釣果なんじゃないかと思ってます。
先に書いた通り、この日魚を釣りきれたスポットは流れの本筋から外れたヨレの入るポケットのようなスポット、しかも浅瀬のみ。
つまり、水深のあるスポットのボトムに潜む魚はノータッチでこれです。
水温が適温となった時のフライ、ボトムをルアーでガッツリ狙えたら・・・って考えるとワクワクしますよね!
妖精の滝 妖精に会って加護を得たいので召喚の呪文を誰か教えて下さい。
なので、今期また挑むことはほぼ確定なのですが、
水温が10℃超えるような時期ってことは、気温は20℃を越えてくるわけで、そんな中、過酷な入渓、出る時は山の中を2㎞程彷徨いつつ谷を2つ越えなきゃいけい。。。
水分、食料、体力を万全にしなきゃ最悪がチラつきますね。。。
ここまでのことをする人、してる人はそうそういないかもですが、手軽なとこでも山、川というだけで十分危険が伴うので、釣行の際は細心の注意と万全の装備で挑みましょうね!!
今日もお店でお待ちしてまーす。