皆様おはようございます!
年を越えていよいよ冬が本気を出してきましたね~、昨晩も氷雨が雪になるかもと言われておりましたが、山手の方は路面凍結などは大丈夫だったでしょうか?釣りに出掛けるにも山越えの道を行く事になる事が多いので注意が必要な時期ですね。
さて、そんな季節のさなかですが、ようやく初釣りの目途が付いた7日は沖磯へとはならず大荒れの天気になり、泣く泣く地磯への釣行となりました。
そして例に漏れずそんな釣りに付き合って下さる方は居らず、単独での釣行。気を使わなくて良いのでそれもまた良いのですが…。
当日は現地に朝7時着、車が停まってなかったので一番乗りだ!と揚々と背負子に荷物をまとめて薄暗い山道をよたよたと下り、一山登り、釣り場を覗き込むと…OMG…誰かいらっしゃる…なんてこった。
重たい気持ちと背負子と共に再び来た道を引き返し、更に3倍ほど遠い瀬へと息を切らしながら歩きました。山を背にできる先ほどの瀬とは違い、吹きさらしの岬の先端。ウネリもなかなかデカい。
大きなウネリが来ると40mクラスのサラシが出ます。今日はヒラスズキの日だったかもなぁ、なんてぼやきながら準備です。
今日のタックルは…
ロッド:極翔1号530・リール:テクニウム2500DXGS・道糸:バリバスゼロフカセ1.75号
ハリス:東レカセ筏春夏秋冬1.75号・針:土肥富黒馬4号・ウキ:ソルブレシルバーアロー200G2
エサは…海郷オキアミ8切、国産アミ8切、ヌカ2㎏、パン粉2㎏、つりまんプレミアムレッドグレ1袋
でした。と!釣りを開始する前に…
気付けの一杯!ではありません。今年一年の安全釣行と去年も楽しませて頂いた感謝を込めてお神酒をささげさせて頂きました。ミニですいません、気持ちは一升瓶ですので…。
さて、一投目から反応はイマイチ。エサを取らない…少しづつ深く入れると1本半ほどで全層の棒ウキのトップをスッと抑え込みました。
小ぶりですが30㎝少しほどの口太、2025年最初の魚としてとても満足です。
それにしてもエサ取りがもう少し騒がしくても良さそうなのだけれども、今日はなんだかとっても静かです。同じタナを釣り続けると再び魚信。
少し良いのが来ました。それでも35.6cmといったところ。しかしながらこの後も来るのはグレばかりで、なんと8匹連続。エサ取りが居ないはずないのですが、コレは出来過ぎです。
やがて潮が上がりだし、久しぶりにヒザ上のウネリを喰らいシューズの中までビッチョリに。危ないと判断し、釣り座を高台へ移動。それに伴いスカリの付ける位置も変えたのですが、ウネリが強くてひっくり返ったりしていたので心配していたのですが…釣り座を移してさて釣ろうとした時にスカリの様子を見るとウネリに揉まれてフタがパッカ~ン全開です。慌てて上げるも残っていたのは2匹、なかなかに手痛い洗礼。ファスナー式のフローティングスカリはこういった場所ではダメですね。
気持ちを立て直して2匹追加するも、いよいよきつくなるウネリに辟易します。
ここで思い切って仕掛けを切り、以前からやりたかった磯場での胴突きカワハギ仕掛けにチェンジ!付け餌を塩締めした生アサリに変えて竿は1号磯竿のまま。石鯛釣りの舞い込みのように明確なアタリ!
ん~カワイイ!どこに置いても転がらない座りの良いフォルム!ハコフグでした。まぁこういうのも居るよね~さぁ次つぎ、次のアタリもグイーンと竿が水面に突き刺さる!デカい!石物か!?
定置網のブイかと思ったらパンパンに膨らんだイシガキフグ。コイツが一番カワイイ!笑っているように見えませんか?写真を一杯撮ろうといじめていたら、神の怒りか突風が吹き出し、寝かせていたタモの柄が飛びそうなほど!慌てて海に帰し、納竿しました。
結果4匹。はい貧果です。ファスナー式のスカリは磯場では2度と使いませんという学びの釣行でした。そして長い帰り道が待っております…。
魚を締め、荷物をまとめたら、風も収まってまぁいい天気♨自然が相手で思うように行かないからこそ釣りは面白い!次はどこへ行きましょうかね~?
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