皆様こんにちは!
だいぶ春らしくなって参りましたが、天候は荒れ気味の日々です。なかなか予定が立たない方も多いのではないでしょうか?そういった時にありがたいのは錦江湾内という存在です。ある程度荒れても湾内ならば出船が叶う事が多く、何度助けられた事か…。
今回の釣行も大荒れからの凪予報でしたが、ウネリが収まらない午前中でした。
今回の釣り物は流行の兆しある広島の伝統釣法「かぶせ釣り」です!
かぶせ釣りとは、仕掛けに鉛などを一切使わずに糸とハリスと針とエサのみという非常にシンプルな釣りで、牡蠣を殻ごと使用する事でその重さを利用してボトムを取るといった釣りです。当地ではカンダイ(コブダイ)、石鯛、黒鯛、などの魚が対象になりますが、鹿児島にはカンダイがおりませんので、おのずとメインターゲットは石鯛になるわけです。
なので夜なべしてポリラーノットで仕掛けづくり致しました。
ちなみに針はオーナーのザ・ロック12号、ポリラーノットは8号、根巻き糸はケプラーを使用致しました。
タックルはロッド:ダイワのバトルゲームカブセMH240
リール:ダイワのエアリティLT5000D-CXH、道糸は東レアイサイトギガンテック5号200m
ハリスは東レのプレミアム船ハリスの6号を電車結びで結束し、ポリラーノットの中芯を抜いてハリスを通し八の字結びで結束です!
エサの牡蠣は4㎏と少し持って行きましたが結局1㎏ちょいは余らせることになりました。
とにかく初めての事ばかりでyoutubeで見たまま、手探りで、牡蠣は平べったい方を上にして右上の殻を先切ハンマーで壊すとパカリと開きます。
そして身の裏側からハリ先が外向きになるようにエサを掛け、そっと落とします。
潮流が速いとなかなか厳しい釣りです。底ダナが取れません(汗
そんな釣りのコツも掴めていない五里霧中の2投目でした。
ゼロテンションでソリッド部分にエサがもたれるようにしていると、鋭いアタリ!2回突いた後、ソリッド部がニュンとはいったので、ええぃと合わせを入れました。なんか乗った!そんなに大きくなさそう?イラかな?と思っていたら中層当りからやたら引っ張り出しました!
上がってきたのはなんとシマシマの残ったメスの石鯛!54㎝もありました!出来過ぎです♨
そのあとはアタリも少なくなって、やがて潮止まり、一緒に行った師匠やクラブメンバーはイサキを釣ってました。
師匠にかぶせ釣りで遊んでみます?勧めるとまた2投目で…
さすがとしか言いようがない…イサキも丸々していて美味しそうです♨
私もせっかく持って行ったティップランの道具を使わないとなぁ、とキャスティングティップランをやってみると3投目ほどでチョンとアタリがでて掛けると結構な重量感!
1㎏ちょいありそうなアオリイカまで釣れました!本当に出来過ぎです♨
そんなかんだで出来過ぎな初かぶせ釣りの釣行はあっという間に納竿時間となりました。
比較的手軽に石鯛を狙える「かぶせ釣り」なんだかハマっちゃいそうです。
今回お世話になりましたのは遊漁船もやっております「海志」さんです。
イカダ釣りは一人3500円、出船場所は天竜丸さんの左側で当日は午前5時40分、回収時間は13時でした。
まだ牡蠣がたくさん残っているので近いうちに再び釣行しようと考えております。
次も良い目に会えればいいのですが果たして果たして…
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