【釣行記】エサの要らないエサ釣りとは??【船落し込み】

さまこんにちは!

先週は北西風の強い日が多く、予定していた片浦エリアでのフカセ釣りも中止になってしまいました。

では、何釣りに行く?という事になり最近錦江湾の遊漁船が盛んにやっている「落とし込み」なる釣りをやってみようという事になり、師匠と共にいつもお世話になっております「海鱗(かりん)」さんにお世話になり行ってみる事になりました。

落し込み釣りとは混同されがちなチヌの落し込みとは全く違い、船で太いサビキでイワシ・アジ・サバを掛けてそのまま青物や根魚のタナまで落として釣っちゃおうという釣りです。

なので、エサ釣りと言いながら、オキアミや地アミなどは必要ないヘンテコな釣りになるわけです♨

さぁ朝の6時半出船です!

前日は船中でブリが数本、釣る人でハガツオ8本も釣ったとの事で、期待は膨らみます。

掛けは初めての釣りなのでトラブらないようにシンプルなショート仕掛けにしました。

リールはシーボーグの300サイズにPEライン3号が300m、リーダーはフロロ10号を3ヒロ

ロッドは何にでも活躍するマルチロッド、リーディング64MHの190、最大オモリ負荷は80号位です。

ポイントの水深は100m程でしたがドテラの釣りなのでだいぶ流されます。オモリは胴突きの60号にしました。先ずはベイトになる魚が掛からないと釣りが始まりません。魚探の反応はボトムに集中しておりましたので、ボトムの20m程上からクラッチを切り、親指で1m刻み程でブレーキを掛けながら、サビキの針を躍らせるイメージでベイトを探ります。

すると、トトトトトっと小気味良いアタリ!何らかのベイトが付いたようです!そのままボトムまで落とし、手持ちで待ちます!

2分程待ったでしょうか?ベイトが暴れ出し、穂先に大きくもたれます。早合わせは厳禁!しっかり針を咥えて走るまで待ちます!しかしテンションがゼロになる!??喰い上げた??慌てて電動をONにして巻き上げると何だかイマイチな手応え・・・

がって来たファーストフィッシュはハガツオでした!

縦横無尽に走るので手応えがイマイチなのはしょうがないのです。

この後はなかなかベイトが付かなくて、ようやく付いても・・・一発でこんなんなっちゃったり。

イトさえ付けば、すぐにアタリがある感じなのですが、それがなかなか上手くいかない。

いっそうの事サビキとエサで活き餌を確保してからするのもアリかなぁ~と思いつつもそれじゃ普通の泳がせだなぁと思ってみたり♨

次もボトムで付いたベイトをそのまま放置、これじゃ落し込みとは言えないかもなんですけど・・・

やがて穂先が引き込まれ、ガツンと合わせる!お?お?ドラグが出て行く!竿がひん曲がる!数分のファイトで上がって来たのは・・・

ブリ!その次もブリ!

コンディション良いですね~虫も入って無さそう!丸々としたブリはこの日最大の6㎏!

結局この日はブリをもう一本追加して

リ3本とハガツオ3本!全て魚は林船長が血抜き、神経締めまでしてくれました!ありがたや!

エサを使わないエサ釣りとは言ったものの、オキアミやボイルをサビキに付けてベイトの付く確度を上げるというのもアリだと思いました。

ショート仕掛けならばジギングロッドでも出来ますし、ベイトさえ付けばホントにすぐ釣れます!

ライトゲームの合間にする釣りとしても最高なのではないでしょうか?

これからの季節イチ押しです!

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