どうも!スタッフやえがしです!
今回は、【失敗談】「筏でフカセ釣りは悲劇の連続だった。」
というテーマで執筆します!
どうぞ最後までご覧ください!
さかのぼる事2週間前。
我々はこんな情報を耳にしました。
伝説の筏仙人「60cmチヌと、80cm真鯛の実績がある筏が九十九島にあるぞ!」
「フカセ釣りでも竿がブチ曲がってブチ切られとったぞ!」
我々「行きます!」
という事で今回は、私やえがしと中村先輩、お客様の岡田さんと3人でフカセ釣行!
大物を夢見てワクワク気分で船に揺られます。
この先、数々の悲劇が襲いかかるとも知らずに・・・
5分ほどで筏に到着!
早速仕掛をつくります。
私はPEラインでフカセ釣りをするスタイルなので、PEとナイロンリーダーをFGノットで結束します。
やえがし「ライターで炙ってナイロンリーダーにコブを作ってスッポ抜けを防ぎます。」
「ん?なんかコゲ臭いぞ!?」
「っておああぁぁ!!燃えてる燃えてる!!!」
どうやらナイロンと一緒に、帽子のツバも炙ってしまっていた様で、
シマノ【リミテッドプロ ダメージキャップ】が新発売となりました。(;_;)
なにがともあれ、釣り開始です。
水深は20m。
私は果敢に全層沈め探り釣りで攻めていきます。
底に着いたぐらいのタイミングで、一度ラインをピッと貼ってやると、
穂先に「クンッ」と小さく曲がる違和感!
HIT~~~!!!
1.5号竿ブチ曲がり!!!
底にガンガン突っ込まれます!!!
しかしここで、竿から伝わる「ゴリゴリ」という感覚。
何かに擦れているようです。
「バツッッッ!!!」
ハリス切れです((+_+))
切られた断面を見てみると、ザラザラしていました。
やはり何かにこすれて切られたみたいです。
続けて中村さんもHIT!!!
しかし・・・
中村さん「あぁなんかギシギシ言うてますよ~!」
「バツンッッッ!」
今度はなぜか道糸から切られました。
断面を見てみると、やはりざらざら。
ここで我々は異変に気付きました。
何かがおかしい・・・
日が差してきたタイミングで海中をよ~く見てみると・・・
四方がロープで囲まれている!!!
という衝撃の事実が発覚しました\(^o^)/
これはつまりどういうことかというと、
仕掛けを流すことができない。フカセる事ができない。という事です!!!\(^o^)/
しかし何とか、足元からロープまでのわずかな距離の間に仕掛けを馴染ませ、
30~40cmのチヌ、ヘダイ、真鯛をぽつぽつ釣り上げます。
もちろんこの方も(^^)/
そして昼頃。
心身共に疲れたので、ガスバーナーでお湯を沸かしてカップラーメンを食べて英気を養います。
中村さん「あぁちょっと風が強くて火が消えるなぁ・・・クーラーを風よけに使うか。」
「ん?なんかコゲ臭いぞ!?」
「ってほわあぁぁ!燃えてる燃えてる!!!」
どうやら風よけにしていたクーラーを火に近づけすぎていたらしく、表面が融解し、
シマノ【スペーザベイシス メルティングクーラー】が新発売となりました。( ;∀;)
中村さん「2万円の湯が沸きました。どうぞ召し上がれ。」
心なしか、いつもより塩味がよく効いているように感じました。
あれはきっと、中村さんの涙の味だったのでしょう・・・
さぁて!ここからは消化試合です!!!
3人それぞれが思うがままに筏を楽しみます!
やえがし「かかり釣りに挑戦してみます。」
岡田さん「えぇい、こうなったらもう踊ります!」
中村さん「筏の上、ぷかぷか波に揺られて気持ちいい。寝ます。」
こんな感じで、私がかかり釣りをしている横で岡田さんがダンシング、
筏の真ん中で中村さんが寝ングというカオスな状況になりました。
最後の一投。ダンスによって活性が高まった魚がHIT!!!
40センチクラスの真鯛っぽい引きでしたが、惜しくもバレ。
回収の時間を迎えました。
行きの闘志みなぎる雰囲気とは打って変わり、全てを失ったかのような死んだ顔で波に揺られました。
だがしかし!悲劇はこれで終わりではなかったのです!!!
釣行後、お店にフラっと寄った時の出来事。
中村さん「おっ映えそうな帽子売っとるやん。買ってくか。」
「もうタグ切っとくか。」
チョキチョキ・・・
「あれ?なんか様子がおかしいぞ・・・(^^;」
中村さん「あ~!これ切っちゃいけないやつだ~~~!!!\(^o^)/」
どうやらタグと一緒に、切っちゃいけない糸まで切ってしまったようです。笑
東南アジアの標高高めの村に住んでる民族みたいになってしまいました。笑
これがトドメの一撃。完全にノックアウトです。
せめてこのブログを読んで笑っていただけたなら幸いです。
【本日の教訓】
・火の扱いには十分注意しましょう。
・タグを切るときは一度よく確認してからにしましょう。
・筏でフカセ釣りをする時は釣り場の情報をしっかり集めてから行きましょう。
ただ、今回乗った筏は魚影が濃く、かかり釣りであればロープに苦しめられることも無いので、かなり楽しめましたよ(^^)/
次は普通に磯に上がってリベンジします。
それではまた!