1月16日。
この日、僕はこの世界で生きる意味を見つけた。
今でも鮮明に覚えている。
あの興奮、喜び、悔しさ・・・そう・・・
フカセ釣りの楽しさと出会ってしまったんです!!!(笑)
それでは僕が初めて沖磯に行って、
フカセ釣りにハマるまでの過程を見ていきましょう!
フカセ釣りのここが面白い!ポイントその1:撒きエサの配合選びが奥深い
フカセ釣りにかかせないのがマキエ。
しかし一口にマキエといってもその配合パターンは無限大。
さらに同じ配合でも水加減やら練り上げ加減やら・・・
自分好みのマキエを模索し、いろいろ試しているうちに新たな発見が
あったりして毎度毎度ワクワクします。
集魚材選びに迷ったら最初は有名なV9や、GMAX一袋+オキアミ一角+パン粉とかで良いと思います。
さらにかめや釣具佐世保大塔店では、集魚材や解凍エサをご購入いただいただいたお客様に
混ぜのサービスを提供しております!
自分で混ぜるのも楽しいですが、やってみるとなかなかの重労働。
面倒な作業は当店スタッフにお任せあれ!!!
さぁ準備は満タン!いざ沖磯へ!!!
フカセ釣りのここが面白い!ポイントその2:マキエを撒くのが楽しすぎる。
僕はルアーばっかりやってたのでヒシャクを使ってマキエを撒くのは初めて。
そしてやってみて思った事。「マキエ投げてるだけで楽しすぎるだろ!!!」
いかにも初心者丸出しの思考回路ですが、冷静に考えて魚を釣る前から既に楽しい
フカセ釣りは最強です。
釣り開始から3時間。同行していた中村先輩は30㎝前後のメジナを10枚以上と、大暴れ。
一方僕はというと、、、THE・BOSE★
なぜだ!なぜ釣れないんだ!エサ釣りだぞ!オキアミを使っているんだぞ!旨そうな匂いを放つフワフワしたやつだぞ!
さらにマキエを使って魚を集めているのになぜなんだあああぁぁぁ!!!
中村先輩「ハリス2ヒロでG5のガン玉2つ、00のウキで本流を流してみて」
「流れがあるからマキエは仕掛より手前に打って」
アドバイスありがとうございます・・・!!!
やってみます!
早速その通りに仕掛と流してみると・・・
!?!?!?
ラインがバラバラバラッッと凄い勢いで出ていくぞ!?
明らかに潮の流れによるものではない!
フカセ釣りのここが面白い!ポイントその3:本流釣りのアタリがたまらない!
仕掛を潮に流す際にリールのベールを起こしてサミングしながら糸を放出させる。
そして魚が掛かったらその勢いが一気に増す。
パラっ・・・パラっ・・・パラっ・パララララッッ!!!パラリラパラリラピーヒャラピーヒャラ!!!
といった感じです。
その瞬間がたまらなく気持ちいいんです。やみつきになる事間違いありません。
中村先輩「それがアタリだよ!アワせてみて!」
ベールを返してアワセを入れる!!!
でやぁっ!
ググググッ!
キタ―――!乗ったああぁぁぁぁ!!!
3時間経過してようやく待望のHIT!!!
およよよよよ!?!?
コイツめちゃくちゃ引くぞ!?
これはいきなりキタか!?40㎝超え!
しかし浮かれるのはまだ早い。問題は魚種。
中村先輩「海水温が下がってエサ取りもだいぶ少なくなってきたから、出るとすればメジナかバリだね(笑)」
「でもなんか竿先の動き、怪しくね^^;」
僕「メジナだったらもっと、一定のテンションがかかるような引きですよね?」
中村先輩「あー!そうそう!」
僕「てことはこれは・・・」
中村先輩「バリやねそれ(*^_^*)」
僕「(*^_^*)」
にゅっと浮いてきました。
しかもデカい!40㎝はあろうかという巨体だ。
ー八重樫ぺディアー
・バリ(アイゴ)
パワー:★★★★
食味:★★★
危険度:★★★★★
バリバリの実の能力者。体の棘には毒針が装填されている。
フカセ釣りの外道として扱われ、釣り人には嫌われているが、
個人的には引きが強いので好きだ。
だが毒針を持っているのでやっぱり嫌いだ。
ここで中村先輩に大物がHIT!
中「え!?なにこれ全然動かないんだけど」
「これはデカイ!こ~れはデカイよ!」
確かに竿が全く動いていない。まるで根がかりしているみたいだ。
そこから時間をかけて少しずつ弱らせてゆき・・・
浮いて来た!これはデカイデカイ!
見事キャッチ!
46㎝!!!ナイス!良型クチブトグレ!!!
ついに出ました!本命、デカメジナ!
潮の流れが緩んだタイミングで出た。
ひょっとすると水温が下がって喰い渋っているのかもしれないな・・・
だとするとまた出るとすれば今、この潮が緩いタイミング。。。
自分も後に続くんだ!
気を引き締めて仕掛を投入。
すると糸が・・・
パラっ・・・・・・・パラっ・・・・パララララッッ!!!
キタっ!これだっ!
アワセをいれる!
ググググググッ!!!
僕「!?!?」
リール「ジーーーーーッッッッギャンギャンギャンギャン!!!ディアンディアンディアンディアン!!!」
僕「およよよよ!?なんじゃこれは!?ドラグが止まらんぞ!!」
中「おおお!それ青物だよ!がんばれ!ここで取ったらヒーローだよ!」
ここで来たか青物・・・!君は絶対に逃がさないのでゃあああああああ!!!
しかしドラグがとまらない!頑張れエアノス2000番!頑張れええぇ!
フカセの呼吸!一ノ型!
「耐える」
ただただ、耐える!
ジジジジッ・・ジッ・・・・・
ようやく止まった・・・
ファーストダッシュで50ミーラーほど糸をもっていかれた・・・
ヒットポイントが30ミーラー先だとすると・・・
残りの糸は70ミーラー。。。
もう1、2回走られたらTHE・END。
糸が根元から切れたらこの戦いだけでなく、フカセ釣り自体が続行不可・・・
それが最悪の事態。なんとしても避けなければならない状況だ!
追い詰められている焦燥。ここでドラグを締める。
ゆっくりゆっくり・・・慎重に寄せて・・・
プツンッッ
あっ(^-^)
青物編、~完~
その後は30㎝前後のメジナ、イサキを追加して終了。
ここまででもうお気づきの方も多いと思います。
フカセ釣りのここが面白い!ポイントその4:狙える魚種が幅広い!
メジナ、チヌ、マダイ、青物、などなど・・・
根魚以外はほぼフカセで狙える印象。
毎度、何が出るかな!?的な楽しみがあります。
そして迎えの船がやって来る頃にはもう完全にフカセ釣りファンに仕上がっておりました(笑)
また近々フカセ釣行する予定ですので、次回もお楽しみに!
それではまた!