こんにちは~
車中泊では体力が回復しなくなってきた名嘉です。
遠征時はネカフェでの仮眠が多いです。
スタッフ本多に誘われて、山口の健洋丸さんにお世話になりヒラマサキャスティングに行って来ました。
出船して最初に入った釣場は雰囲気はあるも魚の気配を感じられず3回くらいラインを変えて流して反応なく、大きく移動
移動先は水深がしっかり深いエリアで、ジギングでもしてみましょう。という流れだったようですが、
キャスト一本勝負で来てた自分はやる事が無くなったのでジギングしてるのを眺めてると、
鳥山が出来はじめ、水面ではボイルも発生!!
それもかなり広範囲で、神出鬼没に起きる為、時折キャストの射程内でも水面が爆発してる状況
トップも投げて良いということで、ジギング半数、キャスト半数の塩梅で釣りをしてると、
船尾の方が見事にヒット!
自分は船の一番先端で投げてたため、後ろの魚が気になりつつもボイル撃ちを続行
バイトは出るも後一息喰わないというかなり焦らされる反応の中、ボイルが射程外に離れてしまい次のチャンス待ちかなぁと思っていたタイミングで横っ飛びバイトが一撃ヒット!!
バイトの勢いのままにファーストランで突っ走る!!
初期ドラグ10㎏ちょい掛かってるはずなんですが、糸が出される勢いでスプールがバックラするんじゃないかってくらいの速度と勢いで走られドラグ音がけたたましく響き渡る。
船長「ドラグ締めろ!!!!」×3
ファーストランに圧倒されて固まってしまってるのをみて船長からの怒声(全然怒ってないです。それくらいの勢いで指示してくれました。)が飛んできて、
ハッとして、そこからドラグを3回締め込み、トータル1回転半くらい締めほぼフルロック状態に。
恐ろしいことに、それでも止まらないんだ。この魚。。
この時点で自分の握力と腕力は底を付きているような状態。。
それでも必死にロッドに指を掛けて必死に握って耐えてどうにかファーストランを耐えきり魚がストップ
水深は確か70mくらいのエリアで、魚はおそらく中層より下くらいまで潜ってる状態。
船長や乗り合わせたヒラマサ経験者の方々が、「よしよし!もう勝ったよ!あとはしっかり上げてきて!!」と言ってくれてましたが、
握力、腕力、体力が既に限界な状態でそんなぐりぐりと巻いて来れるわけも無く
ゆっくり、ゆっくりとちょっとずつ寄せてくるも、魚だって走ってないだけで抵抗はするわけで、3回くらい海に引きずりこまれそうになりつつそれを本当にギリギリで耐えて
あと少し指が滑ればタックルが手から抜けて持ってかれてるってくらいギリギリでした。。。
そしてようやく魚体が見えて、
「デカい!!これ、たぶん20あるよ!!がんばって!!!」
ゆっくりと大回りしながら上がってくる巨大な魚を最後の力を振り絞ってネットへ誘導してネットイン…!!
釣りあげた魚がこちら
23kg!!!
正真正銘の大政!!!
ヒラマサキャスティングでの一区切りの目標は10㎏オーバーとしてましたが、それを遥かに超える大物をキャッチ出来ました!!
キャッチ出来た事はめちゃくちゃ嬉しかったのですが、ファイトシーンを書いている通り、自分が魚に勝ててる様子は一瞬もない情けないものでした。。。
船長と乗り合わせた方々の手助けがあってどうにか獲れた貴重な魚です!
この後は、身体の疲労感が凄まじく、1時間はろくに動けず休憩。
その後、リーダーをゆっっっくりと組み直して、再び投げれる体制は作りましたが、
まだまだ、見かけるボイルに明らかにヤバいヤツが混じってて、この後何かの軌跡でまたあんなのが掛かったら今度こそタックルを持ってかれてしまう…
と、ビビリ散らしてたのでその後はほとんど投げずに釣行を終えました()
船長からは勿体ない!と言われましたが、魚にもタックルにも身体が付いていけてないんです…
今回の釣行で反応が良く見えたルアーは、マリアのレガート165でしたね。
それ以外のルアーでも160~180mmサイズであればチェイス、バイトが出てましたが、
ルアー本体へではなく、引いた後の泡に反応してるような、触れてねぇ!!っていう爆発が多かったです。
そんな状況だったのですが、自分はレガートを持っていなかったので、一番近い使い方を出来るクレイジーワークスのSH185D(プロト)でこのヒラマサを釣りました。
そんな大政を魅了するルアーを作成しているクレイジーワークス製品ですが、
米子店で取り扱いあります!!!
近々、バベル160も入荷見込みとなってます!
ロックショアやオフショアの春マサに最適なサイズですので入荷情報をお楽しみに!!
本日もお店でお待ちしてまーす。