夏休みに入った息子を連れて、
隼人新港より出船されている、
遊漁船cokeke
さんで「バーチカルコンタクト」(以下 バチコン)
に行ってきました。
この釣り、
対象魚はアジ。
船から真下(バーチカル)に狙う(コンタクト)
との事での名称。
アジでしょ?簡単でしょ!?
と思われるかもしれませんが、
かなり腕に差が出る釣りで、
・かなりアジの活性が高い日=誰でも簡単に大爆釣。落とせば喰う(25cm前後が入れ食い)
・普通の活性=穂先や手に当たりが伝わるので確り合わせれば釣れる(25cm前後が30匹前後)
・低活性=穂先0.5ミリの当たりを掛けていかないと釣れない(25cm前後が20匹前後)
・激渋=常識を覆す違和感を見極めないと1匹すらも釣れない。
と日によってかなり釣果に差が出る釣にもなります。特に満月周りは月に導かれアジが散漫してしまうので激渋になりやすく、新月周りは船の集魚ライトで普活性に繋がりやすいですが、今回は我慢できずに満月周りでの釣行。
月夜は月が顔を出すまでにどれだけ釣果を出すかが最初の重要ポイント。
某船長が考案された仕掛けを手作りし、
某船長に鍛え抜かれた集中力で穂先から目を離さず息子のサポートも行います。
タックルはバチコン専用竿には劣りますが、アジングタックルをそのまま流用。ティップランロッドでも出来なくはないですが、アジを掛けた後、胴が強すぎて口切れによるバラシは多く、イカメタルロッドは胴が曲がるので合わせがワンテンポ遅れ気味になります。船によってはティップランロッドは禁止の船もあります。
息子のワームには実績のある
DUO チビバーニー スノーゴールド
自分は
34 キメラベイト あめいろ
で狙っていきます。
開始時点ではアジっぽい反応はなし。
はぐれアジ、小さな群れのアジがいると信じて頑張っておりましたが、
釣れるのはチャリコにタマガシラ・・・
その後もアジらしい反応はなく、
時間が過ぎ・・・
月が顔を出し、
虚無時間が・・・・
それでもポツポツと当たりがあり、
ようやくの1匹目。
この時のワームは、
ピンボケしまくりのアジリンガーPRO「ディープアジングカラー」
そこから30分間がまたまた修行時間
開始2時間ほどでアジが2匹・・・・
やはり月夜は厳しいか・・・・と
思っていると雲が月を隠し始め、
魚探は高活性の合図となる全画面(底から上まで)真っ赤。
ラスト1時間で最大のチャンスモードです。
仕掛けを落とせば当たるけど、
当たりを掛けていかないと針には掛からない、
バチコン最大の魅力となる、
「当たりはあるけど掛けていかないと釣れない!」状態。
あとはアタリを取れるかで釣果数が変わりますので、
竿先がゆっくりもたれる、竿先が微妙に浮く、手感度にコツっとあたる、竿先が上下にぶれる、手感度にザラザラしたような感覚が伝わる、波に揺られて上下する竿先がほんの一瞬とまる、などなど全ての違和感を感じながら時間ギリギリまで無我夢中で釣り続け、
アジ43匹 最大サイズは30cm 平均サイズは25cm程
その他 サバ2匹 マダイ2匹 タマガシラ2匹
で終了です。
ワームは途中色々と変えましたが
最初に選んだ
34 キメラベイト あめいろ
を含めキメラベイトシリーズが最優秀でした。
あまり馴染みのないバチコン、
出船されている遊漁船様もまだまだ少ないですが、
その中毒性は半端ないので是非、挑戦されてみて下さい!
城南店 竹ノ内