トカラ列島堤防GTゲーム

城南店藤本です(・ω・)ノ

今回はトカラ列島、平島にGT(ロウニンアジ)を狙いに行ってきました!

トカラ列島へはフェリー十島で約9時間前後(島によって前後します)

島に着くと離島ならではのきれいな海が…

今回は平島の「海の宿しらさか」にお世話になりました。

海の宿しらさかは2021年に出来たばかりで施設が新しく、宿主の白坂さんは生粋のGTアングラーなので平島のGTの事なら何でも知っています。

今回の釣行も白坂さんにサポートして頂きました。

釣行日程は3日間、本番は夜なので到着後は下見も兼ねて堤防でぶっこみ釣り!

 

コンディションの良いバラハタが釣れました!

流石にトカラ列島まで来ると釣れる魚が南国トロピカルです!!

そんなこんなでワイワイやってると辺りが暗くなりいよいよ堤防GTゲームの本番です!

平島には南之浜港と東之浜港という2つの港があり

前日は東之浜港にトビウオが大量に押し寄せGTも一本あがったとの事

期待を胸に東之浜港で釣りをスタート!

潮の関係と昨日の状況的には22時ごろからトビウオが押し寄せてくるはず!

ひたすらキャストを繰り返しながらその時を待ちます…

…が一向にトビウオの群れが入ってくる気配がありません

(またやったわ…)藤本の特殊能力トビウオの群れを消すイリュージョン

かれこれ9年、堤防GTにチャレンジしてますがこのイリュージョンを起こし過ぎて毎回釣果に繋がってなかったんです…

 

時刻は深夜2時ごろ、ひたすら重いGTタックルを振り続けましたがトビウオの気配も無く体力も限界に…

皆諦めて、徐々に帰り始めます。

同行していた友人とそろそろ帰るかなと話をしていると

友人が帰る前に南之浜港見てから帰ろうというので南之浜港に行ってみると

堤防の外側にトビウオの群れを発見!

しばらく様子を見ていると徐々に湾内にも入ってきている様子!!

これはワンチャンあるんじゃないかと投げ続けましたが…

朝日が昇り無念のタイムアウトとなりました…

 

朝まで投げ倒して体力も限界に近かったため倒れる様に眠り、気付いたら15時過ぎ…

昨日のトビウオの入り方に期待しつつ、今夜の南之浜港で行われるであろう戦いに備え

ノットを組みなおし針先をチェック、交換し準備を整え、気付けば暗く成る時間

少し早めの19時頃より南之浜港にエントリー

しばらく様子を見ていると、ちらほらトビウオの姿が確認出来ます。

島民の方も水中灯を焚く事で寄ってきたトビウオを掬う伝統漁法、トビ掬いをされてます。

トビウオは湾内に十分入っている様子

後はそのトビウオを捕食する大型魚が入ってくれば期待大!!

その時が来るまでひたすら投げます。

餌釣りをされてる釣り人がギンガメアジやカスミアジを釣り上げますが

GTやイソマグロなどの大型フィッシュイーターの存在は中々感じ取れません

トビウオは居るのに中々反応が無いまま時刻は午前3時半ごろ

その時は突然訪れました。

遠投したスネコン220Sを20カウント沈めて細かくシャクリ上げてからスローなただ巻きに切り替えるとゴゴッという感触と共に10㎏以上締めたドラグがヂヂッと出る激しいアタリ!

しかしここで焦ってあわせるのではなく魚が反転するまで巻き続けます。

その間もゴゴッというあたりが続きます

心の中で「喰い込め!!喰い込めっ!!」と叫びながら巻いてきましたが

途中でゴゴッが止まってしまい後が続きませんでした…

諦めずにもう一度同じように20カウントし、シャクリ上げて巻いてくると

ゴゴッ、ヂヂッ…ゴゴッ、ヂヂッ、ゴゴゴッ…ヂヂヂヂヂヂィィーーーーーー!!!

魚が反転したのを確認し思いっきり合わせを入れます!

ファーストランでドラグが引きずり出されます!!が

10m程出された所で止まったのでそこからは本気のポンピング

途中何度か突っ込まれましたが強力な引きに耐えつつ必死に巻き上げます!!

アドレナリンが出まくって正直あんまり覚えてませんが気がつけば魚が足元に浮いてました。

ファイトタイムはそんなに長くなかったと思います…

堤防先端で一人でファイトし、周りに人がいなかったので息を切らしながら東之浜港の様子を見に行った白坂さんに電話し

釣り上げた事を伝え、落としダモを持ってきてもらう様に伝えます。

白坂さんが到着するまで、ウネリで魚が外れ無い様に竿を上下しながら海面に浮いた魚影を見て

なぜか笑いがこみ上げてきました

※魚を浮かせて白坂さんに電話した後、取り合えずウネリでバラシても証拠が残る様に息切れしながら足場の高い堤防から撮ったGTの写真です。

少し時間が空き、白坂さんが到着し無事ランディング

堤防に魚を引きずり上げると同時に、二人で抱き合って喜び

握手をした瞬間涙が溢れそうになりました…

苦節9年、やっとファーストGTをキャッチする事が出来ました。

 

25キロ

トカラの堤防GTとしては小型の部類ですが

自分にはとても大きく重い魚でした。

スネコン220Sが頭からがっつり口の中に入っていました。

余り走らなかったのはこの掛かり方のせいだと思います。

 

何はともあれ、無事に釣り上げた喜びを噛み締めながら、ファイトで傷ついたリーダーを結び変えつつ

やっと釣れた報告を各方面にしていると

いつの間にか空が白み始めトビウオもいなくなっていました。

満足な気分で宿に帰りタックルを洗ってお風呂に入り就寝

13時ごろに目が覚めたので堤防でご飯を食べながらお手軽ロックフィッシュ

コチラもトロピカルなニジハタでした。

昨夜の事を思い出しながらきれいな海を眺めてニヤニヤしていたら夕食の時間になったので宿に帰り夕食を済ませ夜の堤防の準備をします。

昨日釣った余裕から宿でダラダラ過ごし堤防に着いたのは22時ごろ

トビウオはちょこちょこいますが昨日ほどではありません

がトビ掬いのライトに驚いて飛び出したトビウオに何者かがバイトしたのが見えたので

すかさずその周辺にキャスト、ゆっくり巻いてくると

ドフッっと鈍いアタリと共にヂヂヂヂィィーといきなりドラグが鳴り響き

慌てて何度も追い合わせを入れましたがしばらくファイトした後にまさかのフックアウト

昨日釣った魚よりも明らかに大きそうなそいつは夜の海に消えて行ってしまいました。

しかし、同じ様なパターンがハマり白坂さんや同行者の方が何度か掛けますが

足元で喰ってくるせいかフッキングにいたりません。

バイトは多い状況に今夜はお祭り騒ぎか!?と思いましたが

後が続かず、雰囲気も無くなってきたのでトビウオをエサに浮き釣りを開始

その一投目、着水してから30秒ほどでウキが消し込み思いっきり合わせを入れると

あまり重さが無くすんなり上がってきました。

4、5キロほどのギンガメアジでした。

その後もギンガメアジと戯れつつトビウオの気配が無くなった朝4時頃にストップフィッシングとし

宿に帰って帰宅の準備をし、朝8時半ごろ迎えに来たフェリーで帰宅しました。

帰りのフェリーの中で違う島に行っていた知り合いに偶然出会い

お互いの釣果を健闘しながら飲むビールは最高においしかったです。

次は更なる大物を求めて今後もトカラ列島に通おうと思います。


大変長いブログにお付き合いいただきありがとうございました。

トカラの堤防GTゲームに興味のある方は是非、城南店の藤本までお気軽にお問い合わせ下さい。

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