皆様おはようございます!
インスタやフェイスブックの記事も磯釣りのグレ関連の記事が多くなってきました事に季節を感じるようになってきました。
昔は情報が無くて、そろそろ行ってみるか!?なんてノリで確かめに釣行したものですが、良い時代になったものです。ですが、そんなノリでの釣行が少なくなった事に一抹の寂しさも感じてしまうのは歳のせいなのでしょうか…。
そんなポエティックな秋の最中ですが、それを吹き飛ばすかのように一日で二度美味しい午後便ティップラン、夜タチウオの弾丸ツアーを企画しそれに乗っかって来たスタッフの中尾さんと一緒に乗船しましたのはいつもの「シースナイパー海龍」さんです!
風の無い午後の隼人新港…たまに海面がザワつくのはベイトのサヨリです。たまにシーバスがちょっかいを出しているようです♨
このティップランエギングという釣りはある程度の風が必須!船が流れながらポイントを広く探る事が出来るからです。これだと船が動かないので、色々と工夫しなければなりません…まぁそこを面倒臭がったらそもそも釣りとは!?という事になりかねませんよね(^^)
時間通りに出船です~
曇りで涼しい良い気候です!あとはポイントで風さえあれば…。
さてさて、本日のタックルは
ロッド:ダイワ エメラルダスBOAT EX 65MLS-SMT
エギ重量70gまでに対応しており、長さは小型艇でも足場の高いホースヘッドでも使い易い6.5ftというど真ん中のレングス。特筆すべきはやはりSMT(高弾性チタントップ)でしょうか、ボートアジングでも使えるほどに高感度でホントに使えるロッドです。
リール:ダイワ セルテートLT3000-CXH
ティップランではノーマルギアを選ぶ人が大半なのですが、色々使って自身のシャクリのピッチに合ったのはXHでした。ですがハイギアになった分ハンドルに負荷が掛かるのでハンドルを長いものに変えてノブも太目なものに変えて対応してます。
最近多い質問なのですが、エギングタックルではダメなの?という質問なのですが率直に申し上げて答えはNOでございます。通常のエギングロッドはファーストテーパー(先調子)になっているのですがエギ3.5号の重量が19gほどとして、ティップランで使用するエギの重量が錦江湾奥で30g~60g。これを5.6回連続でキビキビと動かす事の出来る竿の胴の強さが足りないのです。
極めつけはティップ(穂先)の繊細さが足りないということです。最近はエギングロッドにもソリッドティップのものが増えてきておりますが、ソリッド部が短い為柔軟さに欠け、繊細な当たりを捉える事が出来ません。仮にこれを長くしてしまうと、キャスト性能が著しく低下してしまうと思います。
そういう訳でティップランには専用ロッドをお勧めしたいと思っております。リールはPE0.6号~0.8号が200m巻けるモノ。という事は通常のエギングリールでも使いまわしても良いと思います(^^)
ポイントでもやはり風は弱く、船もあまり動きませんがとりあえず一杯!
少し小ぶりなのは♀だからでしょうか?
ちなみにオス、メスの見分けは胴の模様が点々なのがメス、横棒がオスと言われてます。
エギはヤマリアのエギ王TRサーチ3.0号アメジストにシンカー15g。
これがオスですね~
イカの場合はオスの方が大型になる傾向がございます。太刀魚だとメスが圧倒的にデカいのですけどね♨
船が動かないのでキャストしてのティップランで一杯。エギはエギ王TRサーチのオレピンケイムラ3号ノーシンカー。
これで5杯目、なにやら3週間前より平均の型が良くなっているようです。
最大サイズはあまり変わらず600g止まりといったところでしょうか。
しかしながら冬に近付く毎に日が短くなってきているのをこの日も実感します。
18時手前には暗くなり、穂先が見辛くなってきました。
船のライトを点けて頂き、納竿時間まであと30分といったころ、バーチカルで一杯追加して、ホースヘッドでキャスティングティップランしていた中尾さんにも良型がヒット!
これもエギ王TRオレピンケイムラノーシンカー!
ナイス一杯!
私もライトの明暗にキャストして2杯追加!
結果私は9杯キャッチ!
船長曰く本日まともに流せたのはほんの30分ほどとの事…風と潮の流れが拮抗して船が動かず、明後日の方向に動く事が多かったようです。これでちゃんと流れたらどれだけ釣れたのでしょうか?
さぁ帰港したら次は太刀魚です!
今回はウンチクが長くなってしまったので続きはまた次の機会にでも…。
姶良店のふちがみがお送り致しました(^^)/