んども!!おなべです!
お仕事をしていると…
よくお客様に「すいません!」と声を掛けて頂きます…
「おすすめのPEってどれですか?」や「このPEとあのPEってどう違うの?」、はたまた「〇〇釣りにはPE何号?」と聞かれることが多いですね~
ということで今回は今更聞けないPEラインのあれこれをご紹介・解説していきますよ!
そして、おなべオススメのPEのTOP3をご紹介致します!
ではまずは一番多い質問…「こんなに種類あるけどどう違うの?」という質問。
PEにはまず大きく2つの種類があります
そう…パッケージに必ずデカデカ書いてある「8」と「4」の数字。
これは「1本の糸を4本の原糸で編み込んで作られた糸」、「1本の糸を8本の原糸で編み込んで作られた糸」という意味の「8」と「4」です。(X4とかX8とも記載されています。)
そこで気になる「4」と「8」のメリット・デメリット。
4本編み
メリット:擦れに強い、安価
デメリット:8本編みに比べ直線強度が弱い、巻き取り時の糸鳴り、飛距離の低下、糸表面がザラザラ
8本編み
メリット:4本編みに比べ飛距離が出る、直線強度が強い、糸鳴りがしない、表面がしなやか
デメリット:高価、4本編みに比べ擦れに弱い
大きくはこんな感じでしょうか。
擦れに強い・弱いはそこまで違いは感じませんが…笑
そして気になる直線強度。
これはメーカー様によって異なりますが、ダイワのPEの場合、
「8本が16㎏」、「4本が12㎏」と表記されています。その差4㎏!!この差はデカい!
「3本の矢は折れない」的な考えでOKです。
飛距離についてですが、8本編みは4本編みに比べ、手触りが滑らかです。一方4本編みはザラザラという感じ。糸は竿の振りと共に竿のガイドっを通り抜け放出されていきます。そう…ガイドを通り抜ける時の摩擦が飛距離に関わります!
摩擦が大きい4本編み。少ない8本編み。どちらが良く飛ぶか明白ですよね?
擦れに関しては、理論的には1本あたりの原糸の太さが約2倍の4本編みが断然強くなります。しかし、牡蠣殻やコンクリートや障害物に擦れたら…もともこも無いので擦れは4と8、大差はないでしょう。
直線強度、飛距離は8本に軍配が上がるでしょう。そして、使い分けもしていますが、おなべおすすめは8本編みです。
そして永遠に8本編みが4本編みに勝てない部分…価格。
製法が簡易である4本はやはり安く提供されていますよね。
しかし4本編み事情も進化し充分な強度はありますのでご安心下さい!
解説はこんな感じでしょうか。
それではおすすめPE・リーダーのTOP3をご紹介いたします!(あくまでもおなべ主観バリバリです。)
まずはPEから!
第3位!
DUEL ハードコア スーパーエックスワイヤーX8
このPEは何といっても価格と他の糸と遜色ない実用性で第3位となっております!!最近リニューアルし、コーティングが改善され色落ちが改善されたのがランクインの大きな要因です。4本編みモデルは脅威の値段です…。
第2位!
こちらはすみません選べませんでした…。同率2位ということで!
YGK XブレイドアップグレードX8
VARIVAS マックスパワーPEX8
この2つは擦れ強度としなやかさ。これらのPEに替えるだけで飛距離マジで伸びます!!「釣果を伸ばしたいならまずは飛距離を伸ばせ!」と谷山店のコジに口を酸っぱくして言ってました。
少々高いPEですが、耐久力と飛距離性能を兼ね備えるので納得の価格だと思います!
第1位!!
ダイワ PEデュラセンサー+Si2
値段、強度、耐久性の3拍子揃ったPEです。強度ですがここでいう強度は擦れ。このPEが発売された時に、営業担当者さんがサンプルを持ってきました。その時に…
担当者「このPEは擦れに強いんですよ!」
おなべ「どれも一緒ですよ~!」
担当者「よかったら比べて下さい!!」
おなべ「はい、コンクリートにこすりま~す!!」
通常(他社)のPEとこのPEを用意。同じ号数でコンクリートのガサガサな部分にこする。
通常のPEは3往復でプツン…
このPEは…
7往復!!
おなべ「マジやん…」
恐るべしマッスルPE。
どうやら編み込み方が他社とは一味違うみたいです!!
動画の切り抜きですが、他社よりも密巻き!!引っ掛かりがないので擦れても滑るように回避できます!!
ただ!!糸に張りがあるので第2位の糸よりも固い…
よって飛距離は2位、強度は1位のPEって感じですね!!
おなべは強度重視で魚のキャッチ率を選んでいるので、ダイワのPEを使っていますよ!
ながながすみません…
ぜひ参考にして下さいネ~!!
では!