【今日のおなべ】~第73話~ルアーとエサ釣りの融合!鹿児島姶良店

こんにちは!

おなべです!!

2024年ラストフィッシングは12月20日に”おその”こと園田さんと行った指宿地磯フカセ釣行。

かれこれ約1ヶ月釣りに行けずようやく2025年初釣りに行けましたので今日のおなべ更新していきます!!

それでは今日のおなべ~第73話~スタートです!(※激長です!!)

 

 

冬休みが終わり、おなべJr.たちは学校スタート。

 

おなべ脳内「次の休みは…14日かぁ~」

おなべ脳内「よし、あの釣りに行こう」

 

そう、それは12月20日のラスト釣行に遡る。

この時思うように魚を操る事が出来ず大敗したおなべ。

釣りに行けない間、考察をし続けた…。

フカセ釣りのロッドは5.0m~5.3mと長い。一方、ルアーロッドは6ft~10ft(1.8~3.0m)と短い。

ルアーロッドは短いがそのパワーゆえにあらゆるフィールドでも大型魚ともやり取りできるスペックを持つ。

磯竿は長いが、磯場という魚にアドバンテージしかないシチュエーションでも暴れる魚をいなし獲ることが出来る。

 

しかし、12月20日の段階でおなべの思考は、

「パワーで何でも乗り越えられる!だってワーシャだぜ!?」ってイキっていましたが…

 

おそのとの釣行で大敗を期し、猛省。

 

短いルアーロッドでは瀬際でのやり取りで圧倒的不利であった。

しかし、10年前にフカセ釣りタックルを手放し、今更揃えるなんて無理。そしてルアーマン的思考は捨てたくないってことで、次の釣りはコレって決めていた。

 

 

1月13日。

 

仕事終わりに…

おなべ「おたけさん(スタッフ竹之内)!明日の休みは釣りですか?」

おたけ「です!枕崎の沖磯行こうと思って!」

おなべ「おなべの〇〇〇フカセに付き合ってくれませんか?」

おたけ「それなら、ちょっとキツいですけど、おそのに教えてもらった指宿の地磯に行きましょうか?」

 

前日にエサとラインの巻き替え、道具の調達を済ませる。

今回のエサなどはコレ↓↓

マルキュー ニューグレパワーV11

話題のMSPペレット配合の集魚材!このMSPペレットがヤバイらしいのでコレをチョイス。

 

 

おなべイチオシの道具たちがコレ↓↓

ウキ:遠矢グレSP #G2(←おそのオススメだったので…)

道糸:サンヨーナイロン ディテール2.5号150m

ディテールの色はクリアのラインなのに紫外線が当ると青白く発光して見えるようになる不思議なライン。糸ヨレもほぼ起きない超しなやかなラインです。浮力はセミサスペンドくらいです。

ハリス:シーガー グランドマックス1.5号

おなべと言えば、シーガー!ハリスやリーダーは全てシーガー!!擦れ耐性最強ウルトラMAXです!!

針:がまかつ MシステムEX尾長喰わせ#7.5号

なにやら話題の新製品の針。

結んだチモトがオキアミの中に隠せる違和感ゼロの針。

こんなのチートだろ?と思い、思わずおなべもリアクションバイトでした。

 

オーディエンス「え?ルアー要素無いじゃん?」

 

 

おなべ「チッチッチッ…」

 

 

タックルデータ

ロッド:KAMEYA×宇崎日新 プロフェッショナルK-1 V3 1.2号-530

リール:19アンタレスHG

そう、ベイトリールを使います!!

ルアーと言えばベイトタックル!しかし、おそのとの釣行でルアーロッドじゃ太刀打ちできない事を知り、ロッドの長さを5.3mにしました!!

おなべ脳内「これなら瀬際の攻防で勝てる!!(妄想)」

 

 

なぜベイトリールを使うのか…?

フカセ釣りと言えば、レバーブレーキリール。

レバーブレーキリールを使うメリットとして魚の引きが強く、ロッドが起こせない時に瞬時に糸を送り、ロッドポジションを戻すことが出来る。普通のスピニングリールでもドラグで糸を出すことが出来るがそれじゃ魚の突っ込みには対応できない。ゆえにレバーブレーキリールが有利となる。

 

おなべがベイトを使う理由。

 

 

①かっこいい

 

という理由が7割。

 

 

 

ってのは冗談で、

 

理由②クラッチ機能

ベイトはレバーブレーキリールのようにレバーはないが、クラッチを切る事で瞬時に糸を放出できる。この時点でレバーブレーキリールのメリットをカバーできる。

 

理由③糸送りが楽!

糸を送る際、レバーブレーキリールはベールを返し、糸を出す。最中にアタリがあれば、ベールを起こしてアワセを入れる。…時にラインが走り過ぎ、ベールが最後まで返らず巻けない事故も起きるが、ベイトはクラッチのON・OFFでスムーズに糸が送れて、ラインが走ってもハンドルを巻けばすぐにクラッチが戻り、巻き取りができ、事故も起きない!!

 

理由④糸ヨレにともなうライントラブル

レバーブレーキリールは基本構造がスピニングリール。構造上糸ヨレは回避できない。巻く頻度、流す距離が長いフカセ釣りにおいて糸ヨレは大敵。くるくるなっているラインでは、ウキの中をスムーズに糸が通れず、糸送りに支障が出る。一方ベイトリールは構造的に巻くだけでは決して糸ヨレは起きないのである。だから糸はくるくるならず常に真っすぐ。ラインメンディングもやりやすいです!

 

この4つ(ほぼ3つですが…)の観点からベイトリールの方が有利と考えました!!

 

まぁなぜ流行らないかというと…キャストが慣れないと難しんですよね~。しかし一度使いこなせばかなり有利に戦えます!!

ここのハードルが高すぎて絶対浸透はしませんが、使いこなせるそこのあなた!!フカセやるならベイトですよ!!!

 

 

but!!!

 

 

フカセ釣りのロッドにはベイトモデルなんて無く、スピニングリール用しかないんです。

 

ってことで、おなべは新調した「KAMEYA×宇崎日新 プロフェッショナルK-1 V3 1.2-530」を速攻で改造!!

ロッドにはスパインがあるので、それを加味して、ガイドの位置を30度ずつずらし、スパイラルガイド化。スクリューシートのロッドだとベイトリールを付けると不安定で握りにくいので、昔ながらの板シートのロッドがオススメです!!

 

魔改造されたロッドと飛距離の19アンタレスでフカセ釣りに挑みます!!

 

(※ここまで全ておなべの脳内。これから現場の様子を書きます…)

 

5時前に現場でおたけさんと合流。

まだ真っ暗なのでゆっくり準備。山下りするので荷物を最小限に抑えて、仲良く荷物を2個ずつ携えて慎重に降りて行きます。

 

夜が明け始め、タックルの準備。予報に反してウネリがあり、サラシがあったので、朝一に予備でもってきていたシーバスタックルでヒラスズキを狙うも不発。。

 

明るくなったところで仕掛けをセット。

 

 

ピトンにロッドをセットするとなかなかカッコイイ。

 

エサを巻きしばらく様子を見ますがエサ取りは居ない。

ウネリでシモリとシモリの間を抜けた波で仕掛けがぐいぐい流される…

 

おなべ脳内「ムズイ…」

おなべ脳内「潮の流れでウキが先行して流れちゃうから仕掛けをズドンとタナに届ける為にオモリを打つか…。

 

仕掛けを入れ直したその時…

 

流していた遠矢ウキが…「ニュキ。」

 

チョットだけ沈むウキ。

 

おなべ脳内「そういえばおそのが、遠矢の棒ウキはシモって、1秒未満で上がってくるのがエサ取りで1秒以上シモってるのは本命って言ってたよな…」

おなべ脳内「一応合わせてみるかっ!!」

 

バシ!!!

 

おなべ「。l@;:おたけさんキターーー!」

 

 

 

…結構ファイトした感覚だったんですが、棒立ファイトww

おたけさん曰く結構曲がっていたらしい。

 

おたけ「おっ、グレですね~!!」

おなべ「ありがとうございます!!」

 

タモ入れして上がって来たのは…

 

 

 

まさかのデカバン!!!

 

おなべのベイトフカセ理論実証!!

そのサイズ45㎝!!

 

2025年初フィッシュは口太グレでした!!

ちょろ~っとおしりから白い何かが出てきてました。これはシーズン真っ盛りです!!

 

おたけさんと1匹目の大きさに驚き、今日の期待度が高まります!!

 

 

タモ入れしてくれたおたけさんが自分のロッドを持つと何かとファイトしていた。。。

 

 

 

KANI!!

おたけさん…もってるww

 

 

気を取り直して再投入するもまだ気温が低いのかなかなかエサも獲ってくれない…。

潮も速すぎて瀬際も攻め辛い…。

 

おなべ脳内「瀬際が攻めにくい?竿が長いから?」

おなべ脳内「一回エクスセンス84Mに持ち替えるか!!」

 

仕掛けをエクスセンス84Mに付け替え瀬際攻略スタイル!!

 

おなべ脳内「マキエ打って~、仕掛け入れて~」

おなべ脳内「ん~なんと瀬際攻めやすい!!」

 

おなべ脳内「おや?」

おなべ脳内「ウキずっとシモってんなぁ…」

 

フッキング!!

 

 

ぎゅぎゅぎゅ~~~~~

 

 

 

 

おなべ「やべ~~~~擦れてる…」

おなべ「ハリス1.5号だからやめて‥‥」

 

 

おたけさん「えぇ~~~~!」

 

 

 

まさかの50オーバーのオオモンハタ!!!!

ハリス1.5号でコレはヤバい!!さすが「シーガー グランドマックス」!!擦れ耐性最強です!!

 

逆に磯竿じゃなくてよかった…。

 

 

ウネリが落ち着いてきたので、オオモンハタ釣った後にロッドを戻す。

 

 

おたけさん「魚の気配無いんで飯にしますか?」

おなべ「いいっすね~!」

 

磯釣りのもう一つの楽しみが磯飯

今回も磯ラーメンを楽しむために湯沸かしセットをおたけさんがもってきてくれました。

ラーメンは各々買ってきたのに…

 

 

あまたのカップ麺市場からまさかのちゃんぽんで被る奇跡!!

この「マルちゃん ごつ盛り ちゃんぽん」はくそ美味い!!

おなべイチオシです!!

 

 

磯ちゃんぽんで体を温め、仕切り直し!!

 

 

日が刺し、温かくなってきたところでおたけさんにヒット!!

 

 

こういうファイトしたかったおなべ。

どうして自分だけ棒立ファイトだったのか…。

 

 

まずまずのサイズの尾長グレゲット!!

そこから何かを掴んだおたけさんはサイズは手のひら~足裏サイズ連発!!

 

おなべも久しぶりのヒットは足裏サイズでしたが、

口太グレゲット!!

MシステムEXの針がいい仕事してくれます!!

 

そして個人的に一番うれしかったのが…

 

 

ニセカンランハギ!

俗にいうイチノジ!トカジャーとも言います!!

 

おなべの俗説ですが、「みんなが逃がす外道は総じてうまい」という説実証の為お持ち帰り決定!!

 

 

おたけさん「14:00までやりますか?」

おなべ「そうですね!」

 

現在13:20.

あと40分。

 

 

足元にはアオブダイが見える。

 

おなべ脳内「あれ釣りたい…食べたい…」

 

棚を3ヒロまで下げ、底を狙う。

 

 

 

仕掛けが馴染み、ウキが立つ。

 

その瞬間ウキがありえないスピードで沈む!!

 

 

おなべ「絶対アオじゃろ!!?」

 

 

 

プチ!!!

 

 

おなべ「くっそ、やってしまった…」

チモトを噛まれて切れていました…。

 

 

 

すると横でおたけさんが!!

 

 

おたけさん「うわ~~!」

 

 

強烈が引き!!

鳴る糸!

 

 

 

その正体は…

 

 

 

ヒブダイでした!!

 

ラストフィッシュを釣り上げたところで切りよく納竿。

お片付けをしていざ帰る為に山を見ると…

 

 

辛い…。

 

 

 

来る時はマキエで重かった荷物。帰りは軽いだろうと考えていましたが、魚で重い…。

来る時より重いなんて…。

 

二人で息を切らして登りました…。

 

 

数は少なかったですが、ベイトフカセの確立など意義のある釣りでした!!

 

次はどこでやろうか!!

 

 

では!

 

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