皆様おはようございます!
残暑も駆け足で走り去り、朝夕の冷え込みも冬の到来を感じさせる今どきが秋というものなのでしょうか。
最近は錦江湾にバショウカジキの群れが入ってきており掛かっては獲れただのバラしただのと賑わっておりますね~バショウカジキは地方名では「秋太郎」とも呼ばれておりますので季節のカレンダーに狂いは無いのかもしれません。
ならば私も参戦せねばと、師匠やクラブメンバーと一緒に行ってきましたのはいつもお世話になっております鹿児島本港より出船しております遊漁船「海鱗」(かりん)さんです!
正直、バショウカジキなんて釣ったこともないし、どうやって狙えばいいのか…なので本当に手探りでの釣りですが、40kgクラスの捕獲も聞かれておりますから、もっと大きいのが居るだろうと想定して離島の泳がせタックルを準備し、泳がせ用のエサ確保の為のタックル、キャスティングのトップで狙うタックルと準備しましたが、やはり皆当日の釣りに迷いがある分、タックルの数が多かったですね~さぁ久しぶりにアドリブ力を試される釣りが始まります♨
朝6時出船!橙色と青色の素敵な時間帯です。
ベイト反応を見ながら、先ずは落とし込み釣りからスタートのようです。落とし込みは想定してなかったのですが、念のためと仕掛けを持って来ていたので、サッと準備します。ちなみに今日のタックルは
エサ釣り、落し込み、ライト泳がせ
ロッド:ダイワ リーディングMG73 HH225-MT(鉛負荷MAX120号、メタルトップ)
リール:ダイワ シーボーグG300J (PE2号600m リーダーフロロ8号3ヒロ)
仕掛け:ハヤブサ タテ釣りSPつくつくベイトパープル6本鈎8-12
鉛:六角70号
船長の指示タナに差し掛かる前後でサミングを入れて針を躍らせます。範囲は大体20m~40mの間が多かったです。今回初めてこのハヤブサの仕掛けを使いましたが、その名に恥じぬベイトの付きっぷり。リーディングMGのメタルトップがすぐにベイトが付いたことを知らせてくれます。
ちなみにベイトは…
13~15㎝ほどのウルメイワシでした。
3匹くらい付いたかなぁという所で、ボトムの70m前後まで落として、弛ませてみたり、ドテラなのでタナを取り直したりしていると…ベイトが暴れる!お?何か近寄ってきたか??すぐにガンガンと大きな当たりが!まだ合わせない…持って行くまで…とすぐに竿が引っ張られここで合わせ!
なかなかの重量感、中速で慎重に巻きあげます。首を振らないし走らないし何なんだろう?と思っていたら…
あと数十メートルの所で急に沖で浮かんだのでハタ系かと思ったのですが、これがまさかのヒラメでした♨
林船長の手で無事ネットインしました。
79㎝、4.34kgの肉厚のお座布団でした。あともう1㎝欲しかったですけどまぁ贅沢な話です。
さぁ次だ!と思っていたらすぐに何やらデカいのが喰い付きました。今度のも首は降らないし何だったらドラグが出まくる!何だ?何だ?と思っていたら…
う~ん、このシュモクザメ♨お騒がせしました。
そんなかんだで、いよいよバショウカジキを狙おうとエサ釣りでアジを狙いますが、なかなか付かない。
イトヨリ、タマちゃんペア♨落し込み釣りで手返し良くアジを釣っていた師匠からアジを分けてもらい、泳がせ仕掛けを準備します。
泳がせタックル
ロッド:ゴクスペ GrandEvo極め泳がせ185(鉛MAX600号)
リール:シマノ ビーストマスターMD6000(PE10号500m、リーダーナイロン80号
鈎:がまかつ 菅ムロ26号 ハリス:ナイロン80号1ヒロ半
鉛:200号
いよいよ本番です。そしてこの遊漁船「海鱗」さんには探見丸が搭載されていますので、リールとリンクさせますと…
リールのディスプレイに魚探がカラー表示されます!スゲェ…水深と現在の仕掛けの深さ、ボトムに32㎝と51㎝の魚の反応があると表示されています。しかも魚の反応があるとアラームでピピっとお知らせしてくれます。
やがて日が昇りだすと魚の活性が上がってきたようで所々でナブラが鳥山が!こんな光景を錦江湾で見られるとは…
ん?んん??
全部イルカじゃね♨
遠くも近くもパノラマでイルカがヒャッハーしてました…イルカウォッチングなら大成功、泳がせ釣りは大失敗♨最大の敵は自然であると分からせられた釣行でした。お粗末様です。