全員の使用タックルはこんな感じ。
タックルは一人2タックルまでの制限でしたが、
全員ベイト、スピニング1本づつになりました。
使用するルアー、リグ等の制限はなし。
各々が好きなポイントに行って、釣れたらライングループに上げるか、
現任者がいれば魚命救助優先のため、即リリースOK!
大会開始は12時スタート。
前半戦、後半戦と別れて、
前半は上流部、後半は下流部でのスタートとなり、
前半は12時から14時半まで、後半は15時から18時までの時間制限ありです!
ながながと書きましたが、以上がルール説明になります!
現地到着まではみんなで楽しく会話しつつも、どこか顔は真剣。
それもそのはず。釣人としての誇りとプライドをかけているので全員ガチです!
12:00
いよいよスタート!
フジモン「俺昨日バス一匹釣らずにとってたからそいつ先に釣ってくるわ!!」
ガマ「うわずりい!!」
開幕早々フジモンはダッシュでめぼしを付けていたポイントへ。
カツミはとりあえず昔通っていた頃の記憶を頼りに。
そして店長はというと……。
ガマ「店長何やってるんですか……」
店長「見てわかるやろ。糸巻や」
なんと、店長はここにきて糸巻タイム。
余裕の表情。逆に焦るガマ。これは何か秘策があるに違いない。
ガマ「じゃあガマも行って来ます!」
店長「ご安全に~」
ということでガマは一人別のポイントへ。
一週間ほど前に下見できたときにバスのスクールが見えたので、
回遊で入ってくる群れを狙う事に。
てくてく歩いポイントにつくと……。
げ、減水しておる……。
前回きたときより1メートルちょっと減水している。
浅場を打とうと思っていましたが、完全に干上ががってしまっていました。
これはプランを練り直さないとなぁ。
対岸を見ると店長とカツミが釣りをスタートしていて、
時間も着々と過ぎて行っています。
予定変更でブレイクを回遊してくる魚を狙う事に。
初めにダウンショットリグでボトムを狙っていきます。
この時期のブラックバスは産卵後のタイミング。
あまり体力がないため、セオリーではボトム近辺を
ゆっくり探ってあげると釣果に繋がる事が多いです。
日によってガラッと反応が変わるのもバスの面白さ。
色々リグを変えていくのも楽しいです。
……なんて思っていたのも開始1時間まで。
勝負に頭をとられて色々迷走しだしたのはおそらくガマだけではないでしょう。
こ、これが勝負か。
ラインの通知が来るたびにビクビクします。
残り時間30分のタイミング。
ジグヘッドワッキーリグのストレートワームに変え、
ボトム近辺を探っているとカツミがやってきます。
カツミ「ガマさんどーですー?」
ガマ「いんや反応なし。そっちは?」
カツミ「でっかい鯉ならいました笑」
なんて会話をしているとなんだか竿先が重く……ん!?
身体が勝手にアワセを入れ、スポッと抜ける感触。
そのまま崩れ落ちるガマ。
ガマ「お、終わった……!」
カツミ「ばらしたんですか!?」
前半唯一のアタリをものにできず、そのまま時間だけが過ぎていきます。
ふじもんとも合流し、きょうは泥仕合かと思われたそのとき!!
店長「食ったー!!!」
全員対岸に振り向きます。すると竿を曲げ、エラ洗いをするバスの姿!
フジモン「まじっすか!?バラセ!!」
人の醜いところが出ているふじもんですが、
正直ガマもこの時ばかりはそう思いました笑