【南郷地磯】ナイトフカセで幻のシブダイゲットか!?南宮崎店

おはようございます!

南宮崎店、地磯担当津中です!

 

 

 

8月5日は先月から予定していた

「シブダイ3kgアップ釣るまで頑張る日」

の当日だったんですが、狙ったかのように台風8号が来てくれました。

 

 

 

釣り人同士が釣り談義を始めると雨男、風男の話題が良くでますが、

僕は台風男であることが分かりましたね。光栄です。

 

 

 

半ば諦めながらもせっかくの休日に釣りに行けないのは腹が立つので

なんとか釣りを出来る場所をグーグルマップで探してみます。

 

 

 

普段は見向きもしない堤防で釣れそうな場所を探していると、

ココいいじゃないですか。

目井津漁港

 

 

 

沖にぐるっと防波堤が囲んでいて波避けもグット。

しかも囲いの中に少しだけ磯場が入っているのが見えます。

 

 

 

これは地磯で釣りが出来る?ムラムラと地磯ハンターの血

騒ぎ出したので、都城店の津中(兄)と攻めてきました。

 

 

 

正直、湾内でシブダイは厳しいと思っていたので、

ナイトフカセでチヌでも釣るか!とチヌ装備で行きます。

 

 

 

漁港からわずか2~3分で磯場に到着!

地磯なのにこんな楽でいいのか?

 

 

 

普段が「地磯×苦痛=快感」の津中ですので少々戸惑いましたが、

たまには楽な地磯も良いじゃないと準備を始めます。

 

 

 

当日のタックルは磯竿1.7号、リール2500番に4000番の替えスプール。

道糸3号にハリス3号で針はチヌ針の3号を使用しました。

 

 

 

チヌ狙いでは太すぎる仕掛けですが、今月号の「南の釣り」

掲載されていたコロダイ特集が頭に残っておりまして、

あわよくばコロダイが釣れたらいいな~でやってみます。

 

 

 

頑張るぞ!!

 

 

 

津中(兄)は遠投竿8号で鬼のフルキャストぶっこんでました。

どんな場所、状況であれ必ず大物釣りに興じる津中(兄)には

ロマンの男だなぁ・・と思わされます。

 

 

 

僕は電気ウキの0号をセットし、ハリスを2.5ヒロとって

底トントンで釣り開始です。

 

 

 

しばらくコマセを打ちつつ、仕掛けが馴染む場所を探していると

一箇所だけ沖に向かう払い出しと混じりウキが止まる場所を見つけました。

 

 

 

潮上からそのポイントに仕掛けゆっくり送っていくとじんわりウキが沈みます。

チヌであれば早アワセは禁物。

しっかり待ってからアワセを入れると軽~い感じで上がってきました。

 

 

 

 

 

初めて見る魚で確証が無いですが「テリエビス」だと思います。

 

 

 

どうもシブダイ釣りの外道として釣れるみたいで

生活環境がシブダイと近いそうです。

この魚が釣れたら近くにシブダイがいるかもしれないですね!

 

 

 

そして直後にずっと沈黙していた津中(兄)が声を上げます!

「なんじゃこりゃ!!!」

 

 

 

急いで僕も兄の元へ駆けつけます!

「なんじゃこりゃ!!!!」

 

 

 

エイリアンのような風貌をしたそのお魚は・・

 

 

 

 

 

「シュモクザメ」と言うサメでした!

 

 

 

英名が「ハンマーヘッド」と言われる魚です。

確かに頭がハンマーの様な形をしてますね!

 

 

 

 

おおぅ・・気持ち悪い。

でも可愛い・・・キモ可愛い。

 

 

 

僕も兄も初めて生きた個体を見たものですから大はしゃぎ!!

調べてみると「絶滅危惧種」に指定されているサメらしく

個体数が減ってしまっているサメなんですね。

 

 

 

おめでとう津中(兄)

 

 

 

貴重な体験をさせてくれたシュモクザメは丁寧に扱いながら

海に帰ってもらいました。

絶滅危惧種が生息する宮崎の海は豊かですね。

 

 

 

ここからは沈黙の時間が続き、津中(兄)が軽く仮眠をとる中

僕は妖しく光る電気ウキをジッと眺めていると

先程から流れていた潮がピタッと止まりました。

 

 

 

動かないウキが少し動いたかと思ったその瞬間ッ!

一瞬のうちにウキが消し込み竿まで引っ張ります!!

 

 

 

間髪いれずアワセを入れて絞り込む引きを膝を使っていなします!

冷や汗をかきながら、海面を照らせない状態でなんとかタモ入れに

成功したこの・・・この魚は!!!!

 

 

 

 

 

 

シブダイやーーーーーーーーーー!!!!

やったーーーーーーーーーー!!!

 

 

 

 

 

ま、まさかシブダイが釣れるとは!!

正式名称は「フエダイ」と呼ばれる超高級魚。

これを釣って喜ばない釣人はいない程の美味しい魚です。

 

 

 

 

やりました!!!

 

 

 

今日は珍しい魚が釣れる日みたいですね。

寝ていた兄もテンションマックスでフカセ釣りに変更し、

2人で朝マヅメを迎えます。

 

 

 

少し流れ出した潮に合わせ、コマセを小分けで打ちながら

仕掛けを程良く流している所で、すぅ~とウキが潜ります。

 

 

 

また浮いて潜り、3回目のすぅ~でウキが完全に沈んでからフッキング!

馴染みのあるゴンゴンと頭振る感じが手元に伝わって来ます!

 

 

 

すまんな、ハリスは3号なんや諦めてくれ。

素直に観念して顔を見せてくれたのはあのお魚。

 

 

 

 

 

白銀のおチヌ様です。

 

 

普段はデイゲームでばかり釣ってますが、ナイトゲームで釣るチヌは

釣ってやった感がすごくあり気持ちが良いです。

 

 

明るくなってから写真撮影し、サイズを測ると43㎝でした!

 

 

 

そして僕に続いて遠投竿4号でフカセ釣りに勤しんでいた兄にアタリが!

鬼フッキングで4号竿がしっかり曲がっています!

 

 

 

僕「タモがいるか!?」

 

兄「大丈夫、小魚や。」

 

 

一本抜きでブリ上げたその魚は・・

 

 

 

 

 

50㎝の年無しチヌ!!!

 

 

 

 

この兄・・・年無しを掛けて「小魚」とは。

やり取りの時間も10秒無かった感じでした。

大物釣りしすぎて感覚が狂っとるな。

 

 

 

ここからは日も昇り、餌取り天国になってきました。

 

 

 

ベラなのか・・?

あまりの青さに思わず写真を撮りました。綺麗ですね。

 

 

 

そしてふと足元を見ると波が上がって来てます。

明るくなってから気づきましたが、どうも満潮時には沈む磯場みたいですね。

 

 

 

いつもならギリギリまで釣るでしょうが今日は十分。

満足のいく釣果が得られて嬉しい一日でした。

 

 

 

ありがとう目井津。

 

 

 

 

台風シーズンになってきましたので休みの日に台風が来ないことを

祈る日が増えそうですね。

 

 

 

次こそは横綱シブダイ釣って皆様にブログでお届けしたいです。

さぁ次はどの地磯に行こうかな。

乞うご期待下さい。

 

 

 

あと最近は南宮崎店にご来店されたお客様から

「ブログ見てますよ!」と声を掛けられることが多くなりました。

本当に嬉しい限りです。ありがとうございます。

せっかくなので今まで釣行した地磯ブログを下の方に貼っておきます。

お暇な方は見てくれたら嬉しいです。

 

 

 

以上、南宮崎店スタッフの津中でした!

 

 

 

 

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